【金沢近江町市場近く】塩屋が握る『能登にぎり』～山里の咲～

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写真提供：山里の咲

2023年4月15日OPEN

こんにちは！北陸編集部です。金沢近江町市場・ひがし茶屋街・兼六園のちょうど真ん中あたりに位置する、“おにぎり屋さん”へ行ってきました。「山里の咲（やまざとのしょう）」は地元の食材を地元のお米と一緒に握る、おにぎり専門店です。
ショーケースの中に様々な具材のおにぎりが並んでいます。今回北陸編集部が購入したのは、「いしるの焼にぎり」「ぶりと柚子」「ふぐの子ぬかマヨ」です。
いしるとは、能登半島で生産されている魚醤のことで、秋田県のしょっつる、香川県のいかなごしょうゆと並んで日本三大魚醤とも呼ばれています。またふぐの子の糠漬けとは、ふぐの卵巣を数年かけて糠漬けにし、毒素を抜いて食べる石川県の郷土料理の１つです。
「ふぐの子ぬかマヨ」は、プチプチとしたたらこのような触感の中に、糠漬けされた“発酵食”ならではの旨みと奥深い味わいを感じます。能登のお米との相性も抜群で、冷めても美味しいおにぎりでした。

郷土の味、沢山

写真提供：山里の咲
他にも、無農薬の紫蘇と、奥能登の伝統的な製法で作られる、揚げ浜塩「DENEN」を使用した最高級の梅干し(みすゞ)の梅おにぎりや、ブランド牛である能登牛のすき焼きおにぎり、加賀野菜の１つである五郎島金時のおにぎりなど、ふるさとの味を楽しめる具材が沢山そろっていました♪

イートイン（1階カウンター）

写真提供：山里の咲
イートインでは、おにぎりが２つと、お漬物、お味噌汁のセットが食べられます。お昼時に伺うと店内は賑わっており、地元の高校生も美味しそうにおにぎりを食べていました。

予約制の昼餉は圧巻！

写真提供：山里の咲
2階では完全予約制で提供しているランチ、【能登の昼餉】をいただけます。能登にぎり、能登の郷土料理、デザートがついたセットでおにぎりだけでなく、おかずでも石川県の山海の幸をいただく事が出来ます。
>>昼餉の予約はこちらから<<

心落ち着く町家で

写真提供：山里の咲
今も古き良き町並みが現存する金沢の中でも、かつて商家が多く立ち並び、金沢の商業の中心地であった尾張町。加賀初代藩主前田利家が、出身地である尾張荒子から召し寄せた商人が住んでいたことが、“尾張”という名の由来と言われています。そんな尾張町にあった町屋をリノベーションした店内で、石川県のふるさとの味を堪能しませんか。
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