「ポケモン×工芸展」に行ってきました!vol.2

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吉田泰一郎 左からシャワーズ・イーブイ・サンダース・ブースター 2022年 個人蔵
©2023 Pokémon. ©1995-2023 Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc.

「ポケモン×工芸展―美とわざの大発見―」好評開催中!

北陸通信部が、前回紹介できなかった「ポケモン×工芸展―美とわざの大発見―」の作品をここでご紹介します!内見会には、2名で参加しましたので、それぞれの感想をお伝えしたいと思います!

<すがた~迫る!~>へGO! 

北陸通信部員A『<すがた~迫る!~>では、立体のポケモンたちの凛々しい姿がとても印象的で、観覧者がいなければ、動いて遊んでいるのではないかと思うくらい精巧に作られている。そんな感想を持ちました。』

北陸通信部員B『イーブイと、その進化系の素材感や造形は圧巻の一言。ホウオウの「飛んだあとに虹ができる」という伝説にちなんで、伝統的な木工の技法の一つである組子で虹色が表現されているのが美しくて特に目を引かれました!』
今にも動き出しそうなゼニガメ
今井完眞 ゼニガメ 2022年 個人蔵
自在置物のバタフリーとトランセル
満田晴穂 自在トランセル・バタフリー 2022年 個人蔵
たくさんのポケモンたちが描かれた≪森羅万象ポケモン壷≫
葉山有樹 森羅万象ポケモン壷 2022年 個人蔵
螺旋形の表象が美しいホウオウ
福田亨 飛昇 2022年 個人蔵

<ものがたり~浸る!~>へGO!

北陸通信部員A『<ものがたり~浸る!~>では、観覧者を「アッ」と驚かせるような奇想天外な工芸作品が並び、どうしてこのような作品が出来上がったのか、アーティストの意図が知りたくなる空間でした。作品の工程の一部が垣間見えるところは非常に興味深かったです。』

北陸通信部員B『約900本のレースでつくられた≪ピカチュウの森≫の光あふれる空間は絶好の撮影スポットです。1匹だけ色違いのピカチュウがいるらしいので、ぜひ探してみてください!』
愛らしい姿の≪可変金物ココガラ/アーマーガア≫
坪島悠貴 可変金物ココガラ/アーマーガア 2022年 個人蔵 
制作工程の一部を展示
ポケモンの技「つららおとし」をイメージ
新實広記 Vessel-TSURARA- 2022年 個人蔵
幾何学模様が並んだ不思議な箱は≪電光投擲(とうてき)捕獲箱≫
池田晃将 電光投擲捕獲箱 2022年 個人蔵 
光のグラデーションに包まれる≪ピカチュウの森≫ 須藤玲子 ピカチュウの森 2022年 個人蔵

<くらし~愛でる!~>へGO!

北陸通信部員A『<すがた~迫る!>・<ものがたり~浸る!~>と打って変わって、<くらし~愛でる!~>の作品は、日常生活にポケモンが潜り込んでいるような錯覚をするほど!見ているだけで楽しくなる、そんな作品ばかりでした。』

北陸通信部員B『メリープやモココの友禅はとても華やかで、帯まで細かい技と遊び心が行き届いていて素敵。ほのおタイプのポケモンで信楽焼、みずタイプのポケモンで染付…という風にポケモンのタイプにあわせた技法のチョイスや表現がたまりませんね。』
タマンタをモチーフとした染付皿
桝本佳子 タマンタ/染付皿 2022年 個人蔵
茶器にも溶け込むポケモンたち
田口義明 左:蒔絵棗「春を呼ぶ」・右:乾漆蒔絵螺鈿蓋物「遊」 2022年 個人蔵 
信楽壷のリザードン
桝本佳子 リザードン/信楽壷 2022年 個人蔵
友禅訪問着に描かれたメリープとモココ
水橋さおり 友禅訪問着「群」 2022年 個人蔵

開催期間は6月11日まで

開催期間の終了が迫っています!まだ、ポケモンたちに会えていない方は、お早めにお越しください!!

<<会期>>
2023年3月21日(火・祝)〜 6月11日(日)
会場:国立工芸館
開館時間:午前9時30分〜午後5時30分 ※入館は閉館の30分前まで
休館日:月曜日
「ポケモン×工芸展―美とわざの大発見―」のご案内はこちら!
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