【BUNACO】世界に誇る伝統のものづくりを体験しよう【西目屋村】

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BUNACO ブラケットランプ

BUNACO(ブナコ)とは?

青森県から秋田県にかけて広がる世界遺産白神山地は、広大なブナの原生林をもつことでも知られています。
そのブナを使って一つ一つ手作業で作られる木工品が「BUNACO(ブナコ)」。
そのデザインの美しさとユニークな製作方法が国内外で高い評価を得ています。
今回は西目屋村にあるブナコの工場見学へ行ってきました♪

懐かしい佇まいの工場

BUNACO西目屋村工場の外観
製作体験ができる西目屋工場は空き校舎をリノベーションしてつくられた建物。
製作工程によって作業を行う教室が分かれています。
ブナの原木

工場の中に入ると、入り口で立派なブナの原木が出迎えてくれました。
こちらはなんと樹齢150年!とても大きいです。
ここからどのように形を変えていくのかとても気になりますね♪

工場内の廊下

廊下を進んでいくと、階段や教室など、至る所から懐かしさを感じます。
まるでタイムスリップしたような不思議な感覚に。
普段の日常生活から離れてゆったりした時間が流れます♪

BUNACO(ブナコ)の名前の由来

さてここでみなさんに質問です。「BUNACO」の名前の由来はご存じでしょうか?
原木である「BUNA(ブナ)」。そして製作工程がぐるぐる巻かれた「COIL(コイル)」を連想させることから、二つを合わせて「ブナコ」と名付けられたそう。
取材スタッフも知らなかった名前の由来、意味が分かるとよりおもしろいですね♪

いざ工場見学!

巻き上げ作業が行われる教室
製作は①薄い板にする②テープ状にする③巻き上げる④形成する、の順番に行います。
こちらは③の巻き上げ作業の教室です。
名前の由来のように、まさにコイル状になっていますね!
巻き上げ工程の様子
巻き上げる際、途中は留め具を使用せず、力だけ。
力加減のみで仕上げる、熟練の職人技です。

巻き上げた後は平面から立体へ

巻きつけたテープ状のブナを器の形にしていく作業。
ここで使用されるのがなんと湯呑み茶わん!
幾重にも重なったブナを、湯呑みで少しずつ押し出していきます。
美しい立体を作る様子も、思わず見入ってしまいます!
湯吞み茶碗を使って形を整える様子

磨きと仕上げ

形が出来上がったらのりづけし、磨きの工程に入ります。パテ埋め・研磨作業で表面を滑らかにして形を整えます。
パテ埋め作業の工程
最後に塗装をして乾燥させ、完成です。
のりつけの工程

見学と製作体験について

工場見学は無料で行っており、予約不要です。
間近で制作工程をご覧いただけるだけでなく、お客さまご自身のペースで自由に見学ができます♪

製作体験は有料で予約制となっております。
また、サイズによって金額が異なりますのでご注意ください。
製作体験メニュー

ショップでお気に入りのものを見つけよう♪

製作体験が出来るスペースでは、ブナコの商品を手に取って見たり、買うこともできます。
様々なBUNACO商品が一堂に揃っているので見ごたえがありますし、どれを買おうか迷ってしまいますね♪
ショップ内のBUNACOティッシュBOX

工場には併設されたカフェも!

見学・体験が終わったらカフェでひと休み♪
こちらのカフェでひと際目立っているのが、青森県の形のテーブル!
思わず写真を撮ってしまいました。
店内はブナコの照明やテーブルウェアにも囲まれていて、ゆったりと落ち着きながら楽しい時間を過ごせます。

日常を離れて、西目屋村でぜひ素敵な体験をしてみてはいかがでしょうか?
青森県の形をしたテーブル
ブナコ株式会社公式ホームページはこちら
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