【イベントは終了しました】津軽地方の古のものがたりをたどる【古津軽ウィーク】
- 青森
- 駅たびコンシェルジュ
今年の9月1日から古津軽ウィーク2023と題して、津軽地方のまちあるきや体験、食事などの古き良き文化を楽しむイベントが開催中です。
古津軽(こつがる)とは
津軽地方では、過酷な環境を生き抜いた知恵や暮らしを楽しむ工夫を、先人がものがたりの形にして残してきました。
そのものがたりをまち歩きや体験、食事やお買い物で体感できるイベントをたくさん用意しています。
古津軽ウィークの楽しみ方
参加するイベントごとに応募できる商品も異なってきます。
欲しい景品のランクから参加するイベントを選ぶも良し、参加したいイベントに申し込んでリンクする景品を選ぶも良し、各々で自由に古津軽ウィークを堪能することができます。
ここからはいくつか注目のイベントを紹介します。
事前に申し込みが必要なものも多いので、お申し込みはお早めに!
昔ながらの温泉地でまちあるき
黒石市では市内のコースを巡るほかに、温泉地を歩くコースもあります。
黒石市にある温泉郷の一つ温湯(ぬるゆ)温泉。
江戸時代から400年続く温泉地で、当時は農家や漁師など多くの湯治客で賑わっていました。
今回のまちあるきのテーマは「津軽女衆と客舎湯治ものがたり」で、当時は屋上ステージのあった温泉を中心に立ち並ぶ客舎とその周辺を、地元の女衆とともに巡ります。
趣のある雰囲気漂う温泉地で、女衆の話を聞きながら、当時に想いを馳せる素敵な時間になるはず。今年の開催は9/16(土)、10/7(土)の2回。
たくさんの参加をお待ちしております。
世界遺産登録30周年白神山地とマタギ
登録30周年を迎える今年は特にイベントも盛りだくさんです。
白神山地がある西目屋村には、山を縦横無尽に歩き、山の恵みを知りつくし、山と暮らしてきた「目屋マタギ」の存在がありました。
ブナの原生林が広範囲に広がり、生態系が豊かな白神山地では、熊を撃ち、山菜を採り、炭を焼き、マタギが命を繋いできました。
世界自然遺産に登録されたことで、白神山地での狩猟・採集は制限されているものの、マタギの生活文化を後世に伝えていく試みがなされています。
古津軽ウィークでは現役のマタギからお話を聞くトークショーや白神山地を歩くツアーなどがあります。
ぜひこの機会にマタギの生活文化に触れる旅をしてみてはいかがでしょうか。
鬼コを探す旅へ
多くは岩木川周辺の神社の鳥居に鎮座しており、その数は津軽地域全体でも約40体とも言われています。
また弘前市鬼沢地区にある鬼神社では鬼を神様として祀っています。
この地区では豆まきをしない、しても掛け声は「福は内、鬼も内」と鬼を退治しないというので驚きです。
そんなたくさんの種類がある鬼コをめぐることのできる鬼コサイクリングは9月24日(日)まで参加することができます。
鬼ココレクションの旅に出かけてみませんか。
古津軽ウィーク
場所:弘前市、黒石市、平川市、西目屋村、藤崎町、大鰐町、田舎館村、板柳町、鶴田町