千葉・古墳の町芝山で古代へタイムスリップ!【第40回芝山はにわ祭】11月9日開催

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芝山はにわ祭
千葉県の北東部、成田空港に隣接する芝山町は、芝山古墳群の発掘調査により数多くのはにわが出土したことから、「はにわの町」として知られています。町内各地や芝山はにわ道沿いには、大小さまざまなはにわ像が点在しています。その芝山町で1982年に始まったのが「芝山はにわ祭」です。古代の世界を現代に蘇らせるこの祭りは、町民が一体となって作り上げる伝統行事として続いてきました。

時を超えて古代がよみがえる一日

芝山はにわ祭が今年は祭開催第40回の節目と、芝山町の町制施行70周年を記念し11月9日に盛大に開催されます。かつて500基以上の古墳があった芝山町一帯。古墳時代やその時代にゆかりの強い芝山町ならではの祭りです。
古代人降臨の儀の様子

降臨から昇天まで 儀式と行列で紡ぐ物語

祭りは古代人が現代に現れ、再びあの世へ帰るという物語仕立てで進行します。まず、殿塚・姫塚古墳で行われる「降臨の儀」では、地方の長である国造(くにのみやつこ)が、魔除けのための赤い化粧と、華やかな衣装を身にまとい古代人に扮した地元の小・中学生たちとともに、幻想的な雰囲気の中で登場します。
その後、芝山仁王尊 観音教寺で現代人と古代人が交流する「交歓の儀」が行われます。巫女の舞は幻想的で、古代の世界観を感じさせる見応えのある演目になっており、他のお祭りではなかなか見られないものです。
古代人に扮した小・中学生

芝山仁王尊観音教寺から芝山公園まで古代人がパレード

午後、古代人たちは芝山仁王尊観音教寺から芝山公園まで行列をなして移動し、祭りを盛り上げます。古代衣装をまとった一行と周辺の風景が調和し、まるで古代へタイムスリップしたかのような気分を味わえるのも見どころのひとつです。芝山公園では、古代人を歓迎する「歓迎の儀」が行われ、芝山町民が古代の心の豊かさやすばらしさへの尊敬と感謝の意を込めて郷土芸能などを披露します。そして、祭りは古代人が帰還する「昇天の儀」でフィナーレを迎えます。古墳を背景に繰り広げられる壮大なストーリーは、古代の素晴らしさを再認識でき一見の価値があります。
古代へタイムスリップした気分を味わえます

ダブル記念の特別な日 今年ならではの楽しみ

芝山はにわ祭開催第40回と町制施行70周年を迎える今年は、例年以上に見どころが満載です。メイン会場の芝山公園では、ステージやフォトスポットなどは古代をイメージした装飾が施されます。しばやまグルメ開発の一つとして、芝山町を代表する古墳「殿塚・姫塚古墳」を模した前方後円墳型のオリジナルプレートに、同じく殿塚・姫塚古墳を模したご飯とカレーを盛り付けた「芝山古墳カレー」を数量限定で販売予定。ユニークな見た目は、祭りを訪れた記念にぴったりです。さらに芝山古墳・はにわ博物館では、祭りの歴代ポスター展が開催されます。祭りとあわせて訪れることで、古代文化への理解がさらに深まるでしょう。初めて訪れる方もリピーターにも、存分に楽しめる趣向が用意されています。
数量限定の芝山古墳カレーなど

楽しいイベントが盛りだくさん

芝山公園では、昨年大好評だったキッチンカーが出店予定。さらに、産業祭や商工まつりも同時開催され、ウルトラクイズやステージなどから景気よく振る舞われる大モチ投げ大会、各種模擬店、ミニ動物園、ミニSLなど、大人から子どもまで楽しめるイベントが盛りだくさん。町全体が祭り一色に染まります。
昨年のステージの様子
古代と現代が交錯する、ここでしか味わえない体験。秋の心地よい季節に、歴史と伝統そして地域の魅力が融合する芝山はにわ祭で、心に残るひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
芝山町ホームページ

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