鮮度が命!富山が誇る紅ズワイガニ「高志の紅(こしのあか)ガニ」

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写真提供:(公社)とやま観光推進機構
冬の味覚を代表する食材と言えば、やっぱりカニ。
さまざまなカニの種類の中でも富山で有名なのは、茹でる前から甲羅と足が赤いことが特徴の「紅ズワイガニ」です。

富山湾の朝陽「高志の紅(こしのあか)ガニ」

紅ズワイガニ 写真提供:(公社)とやま観光推進機構
富山湾で獲れる「紅ズワイガニ」は「高志の紅ガニ」としてブランド化され、人気を集めています。
立山連峰の栄養豊富な雪解け水や湧水が流れ込む富山湾で育った、ジューシーな身と濃厚なカニみそがたまらない極上の富山グルメです。
紅ズワイガニはズワイガニよりもひと足はやい9月1日に漁が解禁され、翌年5月頃まで楽しむことができます。旬は11月~12月頃で、メスは捕獲禁止となっているので市場に出回っているものはオスだけです。
水圧が高く水温がほとんど変化しない水深800m~2500mの深海で生息しているため、殻が柔らかく、水分が多く含まれており身がみずみずしいことが特徴です。

美味しさのひみつは鮮度に!

紅ズワイガニは水温の低い深海に生息しているため、カニ自身でエサを分解するタンパク質分解酵素を蓄えています。生きている間は問題ないのですが、死んでしまうと自らの酵素の働きで筋肉を自己消化してしまい、身が溶けてなくなってしまいます。このため、水揚げした後、できるかぎり新鮮な状態で流通させることが大切なのです。

「昼セリ」ってなに?

写真提供:(公社)とやま観光推進機構

令和6年能登半島地震の影響により、当面の間受付を停止しています。3月上旬より再開予定です。(2024年2月15日現在)

「天然の生け簀」と呼ばれる豊かな漁場を持つ富山県。 競りと言えば、早朝に行われることが多いですが、富山駅から車で30分ほどのところにある新湊 (しんみなと)漁港では、漁港と漁場が近いことを活かし、全国的にも珍しくお昼から競り(昼セリ)が行われます。

昼セリで仕入れたばかりの新鮮なカニを堪能しました♪

「昼セリ」で競り落とされた新鮮な紅ズワイガニをいただきました!どこから手をつけていいのかわからなくても大丈夫!写真付きで丁寧にさばき方を解説してくれているので、初心者の私でも簡単にさばくことができました!
胴体と足に分けたら準備完了!はさみとカニスプーンを使って身を取り出します。ぷりぷりとした新鮮な身は、カニ酢など何もつけなくても甘くとても美味しかったです。
カニを食べるときは無言になる。とよく言いますが、実際にみんな無言で黙々とカニを楽しんでいました。味噌まで美味しくいただき、大満足でした。

あなたのお好みはどれ?

写真提供:(公社)とやま観光推進機構
今回頂いたのは「茹でガニ」ですが、お刺身や焼きガニ、ほかにもしゃぶしゃぶや蒸しガニなどいろいろな楽しみ方ができます。ぜひ富山の美味しい地酒に合わせてご賞味ください。

新鮮な紅ズワイガニを求めてぜひ富山へ!!

今回新鮮な紅ズワイガニをいただいたのは、「新湊きっときと市場」の敷地内にある「食処 海み屋(うみや)」さん。こちらでは昼セリで仕入れたばかりの新鮮な紅ズワイガニを楽しむことができます。ほかにも12種類のミニ丼から選べるミニ丼ランチや海鮮丼、白えび天丼などメニューがたくさん♪立山連峰を眺めながら新鮮な海の幸をご堪能ください!

「新湊きっときと市場」は、令和6年能登半島地震の影響により、施設の修繕のため当面の間営業を休止しています。3月上旬より営業再開予定です。(2024年2月15日現在)

「新湊 きっときと市場」のホームページはこちらから
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