博物館が映えスポット?「金沢くらしの博物館」

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金沢くらしの博物館(外観)

レトロ感ある外観「金沢くらしの博物館」

古い文化と新しい建物が混在する金沢市には、魅力的な外観の観光施設がたくさんあります。その中の一つである「金沢くらしの博物館」をご紹介します。金沢の美術館・博物館といえば、真っ先に金沢21世紀美術館や国立工芸館が思い浮かぶのではないでしょうか。その両館から徒歩でも行ける「金沢くらしの博物館」は、建物が明治32年に建てられた中学校の旧校舎で、現在は国指定重要文化財となっています。その外観は、入り組んだ屋根・車寄せ・上げ下げ窓など、明治の洋風木造学校建築様式で、白を基調とした造りはレトロ感たっぷり!写真映えすること間違いなしの金沢の隠れ?スポットです。
金沢くらしの博物館(階段・廊下・講義室)

明治時代にタイムスリップ⁉

館内の階段や廊下、現在は講座室である学校時代の教室も外観とマッチし、まるで明治時代にタイムスリップしたような感覚になるかもしれません。こんな校舎での学校生活は、やっぱりセピア色になるのでしょうか・・・。
金沢くらしの博物館(「戦後のくらし」展示室)

金沢の昔のくらしをご紹介

もちろん「くらし」の博物館ですから、館内では金沢の人たちの昔のくらしを紹介しています。ここでは明治ではなく昭和時代の「戦前のくらし」・「戦後のくらし」の2つの展示室があります。「戦前のくらし」展示室では、紅殻(べんがら)色の床の間が特徴的な町屋の座敷が再現されています。「戦後のくらし」展示室では、昭和の一般的な家庭の台所と居間が再現され、テレビ・黒電話は若い人には「ザ・昭和」を感じさせるのではないでしょうか。今の50代以上の人たちには、馴染みがあり、懐かしさを覚えるものと思います。明治と昭和の二つの時代を幅広い世代で楽しめる「金沢くらしの博物館」は、名勝兼六園からも近いので、兼六園とセットで散策するのもいいですね。
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