中町こみせ通りの新たな拠点！シェアスペース【Circleこみせ】【青森県黒石市】
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Circleこみせができるまで
昭和初期から平成後期まで百貨店として多くの市民で賑わい、これまでも「ストゼン」の名称で市民に親しまれてきました。
約9年前に百貨店が閉店し、しばらくシャッターが下りていたところに、約4年前から2人の若き建築士が運営を担うこととなりました。
そして、建物の一部を改修して人々が集うコミュニティスペースとして2022年にCircleこみせが始まりました。
これまで珈琲屋、パン屋、雑貨屋や焼き菓子のお店など約50組の出店者に利用されてきました。
出店者の中には現在改修した「ストゼン＋」の建物内や周辺で常設のお店を開業し、エリア一体が再び賑わいを取り戻してきています。
建物「ストゼン＋」について
1Fは正面に見えるオープンスペースCircleこみせのほかに4つのお店が入っています。2Fはフリースペースやアトリエのほか2024年3月現在で2つのお店が入り、今後さらに3つのお店が入る予定です。
今回は大きくCircleこみせ、2Fのフリースペースとアトリエ、各種テナントの3つに分けて、新しい地域コミュニティの拠点を紹介します。
Circleこみせでの出店や開催イベント
シェアスペースでは無料Wi-Fiがあるため、ワーケーションや打ち合わせ等に使用できます。
ストリートピアノやクラフト雑貨も置かれ、ちょっとした休憩にも最適です。またシェアキッチンやすみっこスタンドでは月に数回パン屋さんや珈琲屋さんが入り、カフェや軽食にもおすすめです。
これまでも夏には祭りの時期に合わせて、地元高校生と製氷店がコラボしたかき氷の販売、伝統的な津軽手踊りの舞台発表なども行われて、地域住民の活動の場となっています。
Circleこみせは、手踊りなどの伝統文化にあまりなじみのない観光客や、地元住民にとって身近に感じられる拠点として重要な場所になってきているのです。
個性豊かな各種テナント
現店舗においては、ジャンルの異なる古着屋さんが3店舗、整体サロン、焼き菓子店、雑貨屋が各1店舗ずつ開業しております。
30代～40代の若い店主が営んでいるお店が多く、店主同士も和気あいあいとしている姿が特徴的です。
ここ数年で新しいお店が入ったことで、青森市や弘前市など近隣から若い世代の方が買い物へ来たり、地元の年配の方との交流が生まれたりしています。
交流の輪が広がっていてとても素敵ですね。
2Fにある「まちのリビング」と「まちのアトリエ」
「まちのリビング」は畳が敷かれた和室スタイルで、親子でくつろぐことのできるスペースです。2Fからは、こみせ通りを見下ろせる貴重な場所で、黒石市有数のイベント「黒石ねぷたまつり」や「黒石よされ」を鑑賞できる絶好スポットでもあります。
「まちのアトリエ」は黒石市内外で活動されているアーティストが自由に自分の作品を描いたり、展示したりするスペースです。これまでも何度かアートイベントが開催され、イベント後も色鉛筆画や壁画、アートが施された楽器などの作品が数々展示されています。とても素敵な空間が広がるスペースです。
様々な方が集いやすい場所へ
まずはお料理教室。不定期ですが発酵調味料である味噌や麹を使ったヴィーガン料理レッスンや発酵食品づくりなど1Fのシェアキッチンを活用したイベントがあります。主婦の方にとても好評で、予約がすぐに埋まるほどの大人気です。
次にヨガ教室です。黒石市在住のインストラクターによるヨガ教室は、週1回2Fのフリースペース「まちのリビング」で行われています。和室仕様の温かみのあるスペースで、毎回参加者が楽しく参加している様子が印象的です。
最後にメンタルヘルスナイトという企画です。月1回家族の介護や子育て、最近の悩んでいることなど各回テーマを設けつつ、お互いの話をシェアしていく場。
ふだんじっくり話せないことを深く話し合える機会でもあり、お互いを慰労する和やかな時間が流れます。
老若男女、親子や友人同士など様々な人がいろいろな形で関われる場所であるCircleこみせ。近くまで来た際はぜひ立ち寄ってみてくださいね。
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【Circleこみせ】
アクセス：青森県黒石市横町14-4
公共交通機関：弘南鉄道黒石駅から徒歩約12分
車：東北自動車道黒石ICから約10分
営業日時：営業カレンダーに基づく ※各テナントで定休日は異なるため、下記URL参照
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※画像はすべてイメージです。