長野・信濃大町3年に一度の【北アルプス国際芸術祭】2024年9月13日より開催

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3,000m級の峰々が連なる北アルプスに抱かれた、長野県の北西部、大町市(信濃大町)を舞台に年に1度「北アルプス国際芸術祭」が2024年9月13日(金)より開催します。国内外のアーティストによるその土地柄を活かしたアートを道標に、清らかで豊富な雪解け水、凛として澄みわたる空気、豊かな四季の景観、そして風土を表す食文化を体感してみませんか?

2024年9月13日(金)~11月4日(月)「北アルプス国際芸術祭」が開催

「水・木・土・空 〜土地は気配であり。透明度であり。重さなのだ〜」がコンセプトの「北アルプス国際芸術祭」は、2024年で3回目の開催を迎えました。

北アルプスを表現した、「水」は全身の五感を揺らす、北アルプスの山々からほとばしる圧倒的な水の奔流。「木」は、日本列島を東西に分断するフォッサマグナの西の縁に位置し、信州と海を結ぶ「塩の道」が走り、東西の地質や植生が出会う、豊かな森。「土」は、これらの地盤に、季節風に運ばれた寒流と暖流の水蒸気が北アルプスにぶつかり、振り落ちる水と森によってつくられた豊かな土。「空」、そして、信濃の人々が一生仰ぎみる、高い、青い空。大切な我が地、山を越えれば世界につながることを意味しています。

これだけ自然と融合した芸術祭はないと言ってもいいほど、北アルプスの自然にどっぷり浸かったアートが楽しめます。
アート作品に触れ合うご家族

自然と融合したアート作品とは

2021年、前回の展示作品は37点、参加アーティストは11の国と地域から36組が参加しました。中でも人気の高かった2点をご紹介します。

クリエイティブチーム「目[mé]」/Tangible Landscape

クリエイティブチーム「目[mé]」による本作品は、鷹狩山の山頂からのぞむ圧倒的な北アルプスの山並みと信濃大町の風景を見るための装置として構想されました。鑑賞者は、建物の間取りや階層を無視するように無差別に延ばされた導線へと誘われます。2階にのぼり、家屋の梁や天井をまたいだり、潜ったりしながら不安定な白い空間を進むと、平衡感覚が失われていくような不思議な体験をすることができます。そうして白い曲線に包まれた空間を進むうちに、北アルプスと大町市街を見渡す風景に突如出合う作品です。
クリエイティブチーム「目[mé]」/Tangible Landscape

松本秋則まつもとあきのり(日本)/アキノリウム in OMACHI

北アルプスの伏流水と良質な米で地酒を造る信濃大町。昔の酒づくりに使われた大きな酒樽や道具、全国の清酒を展示していた「酒の博物館」が、作品の舞台としてリニューアルされました。影絵や竹を素材としたサウンドオブジェを創作する作家が、信濃大町の自然をテーマに、雪の中の杉林、水が滴る池などの原風景を表現しています。風の流れを捉えて動き続けるサウンドオブジェからは素朴な竹音が響き、時間とともに絶えず変化する空間によって、一期一会の世界が体験できる作品です。
松本秋則(日本)/アキノリウム in OMACHI

北アルプス国際芸術祭2024の公式レストラン「カフェ&レストランYAMANBA」

北アルプス国際芸術祭2024の公式レストランは、「カフェ&レストランYAMANBA」。地元の食材を使って地元女衆によるYAMANBAガールが手の込んだ料理を振舞ってくれますよ。
カフェ&レストランYAMANBA
9月14日~10月8日は初秋の献立を、10月10日~11月4日は錦秋の献立となり、1食2,200円(完全予約制)となっています。併設のカフェでは、おやき、漬物、甘酒なども提供予定です。信州の郷土料理を楽しみたい方は、是非訪れてみてくださいね。
献立一例

「北アルプス国際芸術祭」で自然とアート、グルメを楽しもう

今回は信濃大町を舞台にした「北アルプス国際芸術祭」をご紹介しました。自然たっぷりの北アルプスで、アートを楽しんで見てはいかがでしょうか。「カフェ&レストランYAMANBA」では、信州の郷土料理も味わえます。
北アルプス国際芸術祭公式HPはこちら

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