地元食材!青森ならではの味が楽しめる!青森の駅弁をご紹介【津軽こんこん弁当】【ヒラメのヅケ丼】

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鰺ヶ沢産のヒラメをたっぷりとご飯にのせた「ヒラメのヅケ丼」

青森県内でしか味わえないお弁当

みなさんが普段駅弁を選ぶ決め手は何でしょうか?

その土地の特産物やお肉、野菜に海の幸など、魅力を感じる要素は人それぞれですよね。
また、季節に合わせたお弁当など、その時の気分に合わせて選んでいる方も多いのではないのでしょうか。
今回は駅たびコンシェルジュ青森のスタッフが、弘前駅と鰺ケ沢駅(周辺)で買えるお弁当をご紹介します!

まずは弘前駅でお弁当探し♪

弘前駅2階の自由通路「あづましろ~ど」にあるお弁当屋さんに立ち寄ってみました。
お弁当以外の商品もたくさん並んでいますよ
お店には津軽地域の特産品であるりんごや嶽きみ(とうもろこし)、お弁当が並んでいます。
お弁当のパッケージを見てみると、「津軽弁」というロゴが記載されているものがありました。
店員さんにこの意味を尋ねると、地元の味「津軽のお弁当」と、津軽の方言である「津軽弁」をかけているとのこと。

お客さまの目にとまるようなアイデアで地元のPRをしていて素敵ですね♪
ちなみに、「津軽弁」に認定される条件は、お弁当の中に津軽の食材が入っていることだそうです。
お弁当屋さんの店頭には津軽のお弁当、津軽の味「津軽弁」を大きくアピールする旗が・・・!

津軽の郷土料理を味わえる「津軽こんこん弁当」

きつねの絵が描かれている「津軽こんこん弁当」
いくつかあるお弁当の中から、今回は津軽の郷土料理を詰め合わせた「津軽こんこん弁当」を購入しました!
パッケージには「津軽弁」に認定されたロゴマークとともにきつねの絵も描かれています。
商品名の「こんこん」と「きつねの絵」は何か関係があるのでしょうか?一緒に中身を見てみましょう♪
おにぎり2種、いなりずし、8種のおかずで具沢山♪
お弁当の中にはいなりずしが入っています!
いなりずしは五穀豊穣のご利益がある稲荷神社にお供えした食べ物で、稲荷神の使いとされている動物といえば「きつね」
パッケージのきつねは”いなりずし”が関係していたようですね!
一般的ないなりずしは、甘辛く煮た油揚げの中に酢飯やおこわを詰めた料理ですが、青森県・津軽地方の「いなりずし」は酢飯がピンク色。
その理由は紅しょうがを刻んで混ぜ込んでいるからです。味付けはざらめをたっぷり使っているので、甘いのが特徴的♪
甘いご飯と紅しょうがのしょっぱさが混ざり、甘じょっぱさがたまらないです!

その他、梅のおにぎりと、「若生(わかおい)おにぎり」も入っています。
「若生おにぎり」とは、昆布の繊維が柔らかくて薄い1年目の若芽の昆布を、炊き立てのあったかいご飯に包んで食べる、青森ならではのおにぎりです。
主に青森県津軽地方の沿岸地域の郷土料理で、漁師が沖に出る時や、山に仕事に入る時などに作られてきました。青森県出身の文豪、太宰治の好物としても知られています。
あたたかいご飯を包むことで、昆布の潮の香りと味わいが豊かになり、シンプルなのにやみつきなります♪
他には、たらこと人参を炒って煮た「にんじんの子和え」も入っており、津軽の郷土料理を存分に楽しめるお弁当です。
ちなみに、このお弁当を作っている「めん房たけや」さんはお蕎麦屋さんということもあり、お出汁がしみ込んだ「にしんの甘露煮」も入っています。

「津軽こんこん弁当」の「こんこん」とは、きつねの「こん」だけではなく、若生昆布の「こん」の意味もあるそうですよ!
ボリュームもある「津軽こんこん弁当」で、津軽の味を堪能してみてはいかがでしょうか。
天気が良ければ弘前公園まで足を延ばして、公園のベンチでお弁当を食べるのも◎

次は鰺ヶ沢駅でお弁当探し♪

鯵ヶ沢ご当地丼「ヒラメのヅケ丼」

鰺ヶ沢では「ヒラメのヅケ丼」がおススメ!

鰺ヶ沢産のヒラメは白神山地の清流と日本海の荒波で育てられ、ほぼ一年を通して水揚げがあり、鰺ヶ沢町を代表する魚です。
「鰺ヶ沢ヒラメのヅケ丼」は、鰺ヶ沢で獲れた新鮮なヒラメをタレに漬け込み、たっぷりと丼にのせた贅沢なご当地丼です。味付けや盛り付けはお店ごとに異なるため、様々な丼を楽しむことができます!
鰺ヶ沢町公認の「ヒラメのヅケ丼」は、店頭にある水色ののぼりで確認できます。海沿いの街を散策しながら、お好みの丼を見つけてみてはいかがでしょうか♪
「スーパーとびしま」にある「ヒラメのヅケ丼」公認店ののぼり
鰺ヶ沢町を訪れたら是非食べたい「ヒラメのヅケ丼」ですが、滞在時間の都合などでお店に食べに行けない場合もあるかと思います。
そんな時に嬉しいのが、鰺ヶ沢駅の目の前ショッピングセンターパル1階にある「スーパーとびしま」。
こちらでは「ヒラメのヅケ丼」のお持ち帰りができます。もちろん、鰺ヶ沢町公認の丼です。
しかも!前日17:00までに事前に連絡をすれば、鯵ヶ沢駅のホームまで届けてもらえるサービスもありますよ♪
鯵ヶ沢駅のホームまで「ヒラメのヅケ丼」を届けてもらうこともできます(要事前予約)

鰺ヶ沢町民のソウルフードも一緒にいかが?

揚げたて熱々!鰺ヶ沢のご当地グルメとしても有名な「チキンボー」。

「チキンボー」を販売している「たこやき西海(さいかい)」
鰺ヶ沢町民のソウルフードこと「チキンボー」は、薄く伸ばした鶏肉を棒に刺し、衣をつけて揚げた食べ物です。
今回は鯵ヶ沢チキンボーと言えばここ!と言われる「たこやき西海(さいかい)」で購入!
先ほどご紹介した「ヒラメのヅケ丼」の販売店であるショッピングセンターパルからも徒歩1分程と近くにあります。
大人も子供もハマってしまう!
罪深いビジュアルに私たちも早速注文!マヨネーズをかけるとさらに美味しいですよ!
注文してから、揚げてくれるので、出来立ては熱々!!
揚げたてのチキンとマヨネーズの風味が見事にマッチし、さらに食欲をそそられます!
中はジューシー、外はカリッ!大きいので食べれきるかな?と心配していましたが、ペロリと食べられました♪
お魚とお肉でお腹いっぱい♪
「ヒラメのヅケ丼」と「チキンボー」をゲットしたら、海の近くの公園へ。目の前の海で獲れた、新鮮で美味しいヒラメがたっぷりの「ヒラメのヅケ丼」に舌鼓♪
食べやすい大きさにカットされ、甘いタレに漬け込んだヒラメが、ご飯の上にたっぷり!ご飯が見えないくらいです。
しっかりタレに漬け込んであるので、ヒラメだけ食べても美味しいし、タレの味がするご飯だけを食べても美味しいですが、ヒラメとご飯を一緒に頬張ると、タレの甘みとヒラメの食感がご飯にとっても良く合い、どんどん箸が進みます。
魚が苦手な方でも食べやすい味です。

さらに、揚げたて熱々の「チキンボー」も食べて、心もお腹もじゅうぶん満たされました♪
たっぷり食べた後は海沿いをゆっくり散歩するのもいいですね。
鰺ヶ沢駅から歩いてすぐの好立地!
「ヒラメのヅケ丼」の販売店も、「チキンボー」の販売店もとても近いので、鰺ヶ沢駅に到着後、もしくは鰺ヶ沢駅からお帰りの際、歩いて散策してもいいかもしれません。

青森の味を感じられること間違いなし!

今回は弘前駅と鰺ヶ沢町で販売している地元ならではのお弁当をご紹介いたしました!

観光途中に列車の中や公園で、青森の風景と郷土に触れながら食べるも良し、ご自宅に戻る帰り道で食べるも良し。
どちらも青森県内でしか味わうことができない「青森ならでは、、、!」のお弁当ですので、みなさんもぜひ足を運んで味わってみてください♪

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