一年草であるホウキギの成熟果実を加熱加工した食品のこと。ホウキギはその名の通りホウキの材料になる草のことです。その実は直径1~2ミリの小さな緑色の粒で、プチプチとした食感が楽しめることから「畑のキャビア」とも呼ばれています。
米どころ秋田県では米農家が多く、米が作れない冬の収入減を補うためにとんぶりの生産が始まったと言われています。ホウキギの栽培は日本全国で行われていましたが、次第に数は減少、今では秋田県大館市のみとなりました。そのため、とんぶりも現在市場に出ているものは全て大館市産のものとなっています。
そんなとんぶりが、「大館のとんぶり製造技術」として、国の無形民俗文化財に登録されることになりました。福井県の「敦賀のおぼろ昆布製造技術」と共に登録されると、全国で8件目となります。正式な登録は今年3月頃、秋田県としては初めての登録です。この登録をきっかけにとんぶりへの注目が高まるといいですね!
とんぶりはクセがないので、どんな料理にも合わせやすいのがポイント。長いもやオクラと混ぜるとプチプチとした食感が引き立つ一品に。淡白な味を活かしてマヨネーズと和えてたらこパスタ風にしても美味しくいただけます。さらに食感のアクセントとしてカルパッチョやちらし寿司にトッピングするのもおすすめです。秋田県内の飲食店でも提供しているので、秋田へ旅行の際にはぜひ味わってみてくださいね。
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