盛岡駅近くで全制覇【盛岡三大麺】オススメのお店ご紹介

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盛岡冷麺(一般社団法人東北観光推進機構より引用)
盛岡三大麺とは岩手・盛岡に根付く独自の麺文化「盛岡わんこそば」「盛岡冷麺」「盛岡じゃじゃ麺」のことです。盛岡市は、総務省統計局が実施した家計調査報告(平成21〜23年平均)において、中華麺の購入が全国の県庁所在地で第1位となるなど、麺は市民にとって欠かせない存在。様々なお店で盛岡三大麺が食べられるほか、お土産用にも販売されていますよ。

今回は盛岡に訪れた際にはぜひ食べてほしい!それぞれの麺料理ごとにおすすめのお店をご紹介します!

おもてなしの心から生まれた「わんこそば」

わんこそば
宴の席で大勢のお客さまをもてなすために考えられたと伝えられている「わんこそば」。小分けにした温かいお蕎麦を「はい、じゃんじゃん。はい、どんどん。」というお給仕さんの掛け声に合わせて、様々な薬味と共にたっぷりと味わえるのが特徴です。

食べはじめると、1杯、また1杯と、蓋をしないと終わらないので、要注意!「お腹いっぱいになるまでもてなす」という岩手県の優しさが垣間見えます。店舗によっても異なりますが15杯前後で通常のもりそば一杯分だそう。

そば処「東家」

盛岡にある創業明治40年、わんこそばと郷土料理のお店「東家(あずまや)」。本店、駅前店、別館の3店舗があります。東家ではわんこそばを100杯以上食べると手形がもらえます!わんこそばの記録は男性1位が500杯、女性1位はなんと570杯!胃袋に自信がある方は新記録にチャレンジしてみましょう!
東家のわんこそば
また東家ではわんこそばだけではなく、普通のおそばと郷土料理も楽しむことができますよ。岩手のおいしいおかずと自慢のおそばの取り合わせ「南部そば定食」など岩手の地の味を味わってみてはいかがでしょうか?
南部そば定食(店内ご予約でのお弁当箱形式)
※わんこそばは原則当日の来店順です(Tel予約不要)
※わんこそばの所要時間は個人差があるところですが、30~45分程度です。
※郷土料理につきましては基本的にはご予約お願いします。予約がない場合、当日お応えできない場合がございます。

強いコシの麺がクセになる「盛岡冷麺」

コシの強いもっちりとした麺と辛いスープが特徴の盛岡冷麺。盛岡冷麺は朝鮮半島北部出身で日本に移住してきた盛岡市の冷麺屋さん「食道園」の青木輝人さんによって誕生しました。朝鮮半島の咸興冷麺と平壌冷麺を融合させ作り出したのが始まりとされています。

スープは牛骨・鶏肉等を煮込んだ味付け。酸味のあるキムチにゆで卵、酢漬けのきゅうりが盛り付けられ、季節に合わせてリンゴ、スイカ、梨などの甘い果物が乗っているのも盛岡冷麺ならでは。お店によって乗っている具材が違うので食べ比べてみるのも楽しいです。
盛岡冷麺(一般社団法人東北観光推進機構より引用)

濃厚スープが特徴「焼肉・冷麺 大同苑」

盛岡市民が長年愛し続けて来た昭和40年創業の老舗「大同苑」。盛岡駅ビル「盛岡フェザン」にあるので、新幹線で盛岡に訪れた際に立ち寄りやすいです。

大同苑の冷麺のこだわりはスープ!さっぱりとしたスープが多い冷麺ですが、大同苑のスープは仙台牛のスジと牛骨、鶏ガラの出汁が濃縮されているので濃厚…。麺はもっちりしつつも固めで、しっかりとした噛み応えです。出汁の効いたスープをしっかり絡めてどうぞ!
メニューの定番!盛岡冷麺

▼「大同苑」のおすすめメニューほかにも紹介してます!

自慢の肉味噌「盛岡じゃじゃ麺」

「盛岡じゃじゃ麺」とは、「炒めみそうどん」という意味です。中国北東部の麺を参考に、現在は盛岡市内に2店舗を構える創業約60年「白龍(ぱいろん)」の初代・高階貫勝さんが屋台から始めました。平たいうどんに、肉味噌、きゅうり、ネギを乗せたもので、これを混ぜて食べます。お好みで、おろしショウガやにんにく、ラー油を入れていただくのもおすすめ。

また麺と具は全部食べきらずに少しだけ残しておくのがポイント。食後に美味しい玉子スープ「ちいたんたん(鶏蛋湯)」を注文しましょう。それぞれのお店の自慢の肉味噌をさらに楽しむことができますよ。
盛岡じゃじゃ麺(一般社団法人東北観光推進機構より引用)

こだわり続けた秘蔵の味噌「白龍」

元祖じゃじゃ麺「白龍」をご紹介。白龍も盛岡駅ビル「盛岡フェザン」にあるので出張帰りや旅行中にすぐ立ち寄れちゃいます。

白龍のじゃじゃ麺は戦前旧満州で食べてきた炸醤麺をもとに、盛岡の人に味を合わせるようにアレンジされたもの!味噌をベースにひき肉、胡麻、椎茸、その他十数種類の材料を混ぜ込んで炒め寝かせた、こだわりの秘伝の味噌ともちもちとした食感の平打ち麺が特徴です。肉味噌が美味しくて思わず追い味噌してしまいます…!
じゃじゃ麺
ちいたんたん

盛岡で食い倒れ旅

盛岡三大麺の特徴や歴史をご紹介しました。気になる「盛岡麺」は見つかりましたか?「盛岡三大麺を食べつくす旅!」なんかも楽しそうですね。あなたが一番好きな「盛岡麺」を探しに行きましょう!

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