福島県会津地方に伝わる郷土玩具「赤べこ」。赤べこの「べこ」は方言で牛を意味し、赤色は魔除け、体の斑点模様は、かつて会津地方で天然痘が流行した際、赤べこ人形を持っていた子供たちは感染しなかったという言い伝えがあります。それ以来、赤べこに無病息災を願って痘を表す黒い斑点が書き込まれるようになったといわれ、古くから子どもたちの「魔除け」や「疫病除け」の縁起物として会津の人々に親しまれてきました。丸っこいシルエットに何とも言えない表情でゆらゆらと首を揺らし続ける姿は、見ていて愛らしいですよね。そんな赤べこを自由に絵付けする体験ができるので、ぜひお土産にオリジナルの赤べこを作ってみましょう!