日本最古の学問所 in 政宗ゆかりの地【有備館】

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有備館は、大崎市岩出山にある日本最古の学問所建築です。伊達政宗は仙台城を築く前の12年間、岩出山に居城を構えていました。政宗が仙台へ移った後、岩出山伊達氏が仙台藩の一門としてこの地を治め、2代当主宗敏の隠居所として延宝5(1677)年頃に建てられたとされています。
学問所としては10代当主邦直が嘉永3(1850)年頃、岩出山伊達家家臣の子弟を教育する目的で開設されました。

庭園は仙台藩の茶道頭である清水道竿が設計した回遊式池泉庭園で、江戸時代中期に造園されました。昭和8(1933)年には「旧有備館および庭園」の名義で国指定史跡・名勝に指定されており、建物だけではなく、推定樹齢300年以上とされる古木や苔の緑、花々など、四季折々の変化も楽しむことができます。2011年の東日本大震災で建物が倒壊し、家臣の控えに使われた付属屋や庭園にも被害が及びましたが、復旧工事終了後の2016年4月からは以前のような凛とした美しい姿が見られます。ゆったりと、悠久の歴史を感じながら散策してみてはいかがでしょうか。

当ページで使用する写真は、一般社団法人東北観光推進機構より引用しました。
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