鵜鳥神社は大漁、海上安全、縁結びの神が祀られる神社であり、「大々吉」という珍しいおみくじが出る神社として知られています。その中で毎年、例大祭が行われる際に古くから伝わる「鵜鳥神楽」が奉納されます。鵜鳥神楽は鵜鳥神社の神霊を移した獅子頭を権現様とする山伏神楽の一種。毎年1月~3月にかけ、隔年で久慈市までの「北廻り」、釜石市までの「南廻り」で巡行する廻り神楽です。巡行中に各地の神楽宿などで全53演目の中から舞が披露され、祈禱が行われます。平成27年には国の重要無形民俗文化財に指定されました。