1300年の歴史を誇る【史跡 尾去沢鉱山】

  • 秋田
坑道への入口
【史跡 尾去沢鉱山】は、秋田県鹿角市にある尾去沢鉱山跡を利用したテーマパークです。奈良時代に発見され、尾去沢の金が平泉の黄金文化に大いに貢献したと伝えられております。明治に岩崎家(三菱)に鉱業権がわたり、以降閉山までの約90年の間、三菱の経営により銅山として最大のピークを迎えました。坑道、採掘跡を一般に公開し、近世から近代にかけての日本の鉱業の変遷を見ることができます。

観光坑道を見学!

観光坑道では近代の鉱山、江戸時代の鉱山の様子を知ることができます。
総延長1.7kmの観光坑道は、所要時間約45分。坑道(トンネル)内部は年間通して13℃と涼しいため、夏に半袖で入ると寒くて震えてしまうほど。見学の際は上着を忘れずにお持ちください。
坑道内部では銅の鉱脈や手彫り跡などがあちらこちらに見ることができます。
坑道は深さ30mごとに展開されていて、坑道間を結ぶため立坑が設置されていました。立坑は、人、鉱石、廃石(ズリ)、資材の運搬に使われました。エレベーター(ケージ)の昇降には巻揚機が使われます。
シュリンゲージ採掘法の説明板

尾去沢鉱山の場合岩盤が堅固であったことから、シュリンケージ採掘法と呼ばれる採掘方法が採用され、採掘跡がそのまま残されました。

見ごたえのある観光坑道コースの見学のほかにも、純金砂金採りや天然石掘りなどの体験メニューもあります。
史跡 尾去沢鉱山
駅たびコンシェルジュ秋田では、一般社団法人秋田犬ツーリズム(地域連携DMO)、北秋田市、地域DMO株式会社かづの観光物産公社と連携し、世界文化遺産に登録された「大湯環状列石」や「伊勢堂岱遺跡」と その周辺地域である大館市、北秋田市、鹿角市の魅力をご案内する観光プロモーションを開催しています。
店舗内にて映像でご覧いただくことができますので、ぜひご覧ください。
「巡るたび、出会う旅。東北」秋冬のプロモーションはこちらから
この記事に関連するタグ
前の記事 一覧へ戻る 次の記事