朝倉氏遺跡のすぐそばでいただく、こだわりランチ【一乗谷レストラント】

  • 福井
  • 食べる
福井市にある「一乗谷朝倉氏遺跡」は、戦国時代に越前の国を103年間、五代にわたって支配した朝倉氏の城下町跡です。屋敷や寺院、道路などの町並みが完全に近い形で発掘されたことで、当時の城下町の様子が、ほぼそのまま立体的に復原されています。
ちなみに、~をふくげんする、という時によく使う「復元」という字は「失われて消えてしまったものを、かつての姿どおりに新たに作ること」という意味なので、今回のように発掘された塀の石垣や建物基礎石をそのまま使って元通りに戻す場合は「復原」が使われます。
一乗谷朝倉氏遺跡
当時の生活文化を知るうえで貴重な茶器や文具類などが出土するなど、その歴史的価値も高く、「特別史跡」「特別名勝」「重要文化財」という全国でも数少ない国の三重指定を受ける貴重な遺跡です。

朝倉氏遺跡を散策する前後にお食事するなら「一乗谷レストラント」がおすすめ。豊かな自然が広がる遺跡の中にあるレストランで、地元・福井のこだわりの食材を使ったランチを味わえます。
「饗膳-KYOZEN-」ランチ
こちらの「饗膳-KYOZEN-」ランチは、福井サーモンのお造り、白山ポークの豚しゃぶ、福井県米いちほまれと黒米の炊き込みご飯など、福井の厳選した食材で料理長が一品ずつ心を込めて作り上げています。越前おろしそばをはじめ、店内のお蕎麦はすべて手打ちそばを使用。天麩羅やデザートもついてボリューム満点です。
400年の歴史と「今」を意識したシンプルでモダンな店内は、​大きく採られた窓からの陽光にさりげない暖かさが感じられ、居心地の良い空間でゆったりと寛げます。
一乗谷の近くには明智光秀のゆかりの地「明智神社」などもあり、歴史好きの人にはぜひ立ち寄ってほしいエリアです。戦国時代にタイムスリップしたかのような復原町並を散策し、かつての繁栄に思いを馳せて、地元食材に舌鼓。ゆっくりと流れる贅沢なひとときをお楽しみください。
この記事に関連するタグ
前の記事 一覧へ戻る 次の記事
関連記事