【収獲体験とるとる】さいたま狭山茶の茶摘み

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写真提供:宮野園

さぁさ、茶摘みが始まりますよ!

夏も近づく八十八夜~♪

八十八夜っていつ?!
童謡や手遊び歌として、このフレーズを聞いたことがあるかもしれませんが、「茶摘み歌」なんですね。
八十八夜とは、立春から数えて88日目にあたる日のことです。大体、毎年5月2日前後で、暦の上では夏となります。茶葉の新芽を摘む「茶摘み」の始まりです!!八十八夜あたり、4月下旬から5月上旬にかけて摘んだ新芽で作られるお茶を「新茶」または「一番茶」と呼び、そのあとは「二番茶」となります。
初摘みの新芽には、多くのカテキン、アミノ酸(テアニン)、ビタミンCが含まれていて、品質も良く一年の中でも高値がつきますが、縁起物で、昔から新茶を飲むと、その年を無病息災で過ごせると言われており、重宝されています!そんな栄養たっぷりの新芽をぜひ摘みに行ってみたいですね!そして、なんと、なんと、ご希望の方には、茶娘の衣装も貸して下さるそうなので、予約の際には、ぜひお尋ねください!
冬の間に蓄えた養分がたっぶりの新芽 写真提供:宮野園

狭山茶のはなし

お茶といえば、日本全国いろいろな産地がありますが、狭山茶を生産する埼玉県は一番北に位置しています。
寒冷で育つと肉厚の葉で濃くなります。仕上げの工程で行われる「狭山火入れ(さやまびいれ)」で、より一層の香ばしさが出て、甘く濃厚で、コクのある味に仕上がります。「色は静岡、香りは宇治よ、味は狭山でとどめさす」と言われているほどです!
狭山茶は、農家さんが自ら栽培した葉を製茶し、販売までを一貫して行う「自園・自製・自販」形態が主流だそうです。
茶葉を摘み 写真提供:浅見園
飲んでみます! 写真提供:浅見園(※写真はイメージです)

*狭山市で茶摘み体験ができる農園*

(1)宮野園

茶摘み衣装に身を包み 写真提供:宮野園
(1)宮野園 予約はこちら

(2)浅見園

抹茶体験 写真提供:浅見園(※写真はイメージです)

★豆知識★「野点」って?

「野点(のだて)」とは、屋外で茶・抹茶をいれて楽しむお茶会のことです。
茶道では、戸外で茶を点てる(たてる)ことを「野点」といいます。
浅見園さんでは、今の時期は野点が楽しめます!
(2)浅見園 
※お出かけの際には、ご希望の農園に必ず事前に問い合わせや予約をしてください。
※生育状態や収獲状況は常に変動するため、記載内容が変更している場合がございます。
※本記事は2022年4月時点の情報です。
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