大野亀のカンゾウが見頃を迎えます 【新潟県 佐渡市】

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写真提供 佐渡観光交流機構

大野亀ってご存じですか?

大野亀は佐渡市の北端にある標高167mの大きな一枚岩でまるで亀のように見えることから、大野亀と名付けられました。地元では亀を神様とみなし、神宿る岩として信仰の対象でもあります。
大野亀島というのが正式名ですが、実際には陸続きです。
付近一帯は佐渡弥彦米山国定公園の一部で、以前は徒歩20分ほどの頂上から外海府の全貌が眺められましたが、現在では歩道の崩壊と植生保護のために立入禁止となっています。
写真提供 佐渡観光交流機構

大野亀は「トビシマカンゾウ」の群生地で、毎年5月下旬から6月初旬に50万株100万本の黄色い花が辺り一面に広がり、その美しい景色を見に多くの人が訪れます。
「トビシマカンゾウ」は高山植物のニッコウキスゲが海辺の環境に適応したもので、飛島で発見されたのが名の由来。
トビシマカンゾウは、飛島の他、佐渡では大野亀を含む外海府海岸、真野海岸、沢埼灯台で咲きますが、この大野亀が最大の群落地です。

今年もこの季節がやってきた!!

写真提供 佐渡観光交流機構
写真提供 佐渡観光交流機構
5/21時点の開花状況は例年どおり、一分咲き~二分咲き。
6月の第一週目頃には見頃を迎えるカンゾウですが、毎年6月2週目の日曜日には、「佐渡カンゾウ祭り」が開催され、カンゾウの花に囲まれながら郷土芸能の披露やカンゾウの苗の販売などが行われます。
しかし新型コロナウイルスの影響で今年は残念ながら中止となりました。

中止だけでは終わりません

写真提供 佐渡観光交流機構

「佐渡カンゾウ祭り」は中止になってしまいましたが、今年は「佐渡大野亀カンゾウWEEK」が開催されます。
5/28(土)~6/12(日)の期間中、大野亀やカンゾウの写真を撮り、「#大野亀カンゾウ」のハッシュタグをつけてご自身のSNSに投稿していただき投稿画面を大野亀ロッジスタッフに見せていただくと、大野亀ロッジにて「ソフトクリーム」もしくは「カンゾウの苗」どちらか1つをプレゼントしてもらえます!(先着200名様)

写真提供 佐渡観光交流機構

また、6/5(日)には、「小さな芸能」と題して、地元団体が郷土芸能を披露します。オリジナルグッズやカンゾウ苗の販売もあります。
緑色の大地にまるで黄色い絨毯を敷いたようにカンゾウが咲きほこる様子は圧巻です。大野亀までの海岸線ドライブも気持ちいいですよ。

提供 佐渡観光交流機構

カンゾウWEEK期間中の土曜・日曜には、両津港から大野亀までライナーバス「カンゾウライナー」を運行します。(事前予約制)
この時期にしか見られない美しい景色をぜひ見にいらしてください。

カンゾウライナーのご案内
カンゾウWEEKの詳細はこちら
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