気仙沼でレッツ街歩き!BRTぐるりんコース【気仙沼市・内湾地区】
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しかしそれでも歩いて観光したい!そんな熱い思いを抱くそこのあなた!東北は宮城に煌めく沿岸観光の一番星、気仙沼があるのはご存じでしょうか?
4つの商業施設が並ぶ内湾地区や、食べ歩き場所が点在する港町、そして歴史的建造物が並ぶ風待ち地区など、丸一日歩いて遊びまわれるのが、気仙沼内湾周辺の大きな魅力。
歩くのも、遊ぶのも、食べるのも大好きな欲張りな方々に、今日は内湾周遊コースをご紹介しちゃいます!
はじまりはJR気仙沼駅から
JR気仙沼駅からBRTに乗って約2分。まずは内湾入口駅へ。
ちなみにBRTってなに?という方へのご説明!
BRTとは東日本大震災で甚大な被害を受けた路線を、線路敷を利用したバスを運行することで安定した輸送を実現したバスシステムです。沿岸地域にとっては復興の象徴でもあります。
そしてなんと!気仙沼駅は鉄道とBRTが同じホームに乗り入れる様子が見れる、貴重な駅でもありますよ♪
↓ BRTで2分
大船渡線BRT 内湾入口駅
内湾入口駅に到着!ここからワクワクドキドキの気仙沼旅の始まりです!
内湾入口駅から市役所へ長い坂を降ります。細い道が続くので、迷わないように気を付けてくださいね。
↓ 徒歩10分
風待ち地区
帆船時代に船が船出の風を待ったために、このように呼ばれているそう。
このエリアには港町の歴史を伝える建造物が多くあり、蔵元や米店、陶器店や土蔵など、風情を感じる建物が点在しています。
震災で被害を受けた後、有志により復旧再建が進められています。
不定期にイベントも開催していますので、下記リンクからチェックしてみてくださいね。
↓ 徒歩10分
浮見堂
海沿いに続く赤い欄干に沿って歩いていくと見えてくるのが浮見堂。
内湾を見渡せるここは、昼でも夜でも景観を楽しみたい方にはベストスポットなんです!
特に晴れた日には、真っ青な空とまるで海の中に伸びるような赤い欄干の色が、素朴な感動を胸に湧きあがらせます。
もう一つの見どころは、道中にある恵比寿像。全国でも珍しい立ち姿の恵比寿像なのだとか。三代目となる恵比寿さまのやる気あふれるそのポーズたるや、脇に抱えるカツオも相まって、堂々たる出で立ち!同じポーズで写真を取れば、『映え』間違いなし?!
↓ 徒歩10分
内湾地区
内湾地区は気仙沼の魅力がギュッと詰まったメインの観光エリアと言っても過言ではありません。
特に4つの商業観光施設が目玉。レストランやカフェなどの飲食店やサメ革専門店までも!
サメをモチーフにしたフォトジェニックで可愛いグッズや食べ物もあるので、くすくす笑いながら一息ついてはどうでしょうか?
ちなみに、この内湾の夜景は浮見堂から見ると、全景を楽しむことができます。
↓ 徒歩15分
海の市・シャークミュージアム
さらに1階にはグルメやお土産屋さんが並び、小さなスペースですが『氷の水族館』で‐20度の氷の世界を楽しむこともできます。
みしおね横丁
海の市から徒歩1分。すぐ目の前にあるのは、みしおね横丁。
すべてトレーラーハウスを改装したお店が集まった横丁です。
どのお店からも他のお店のメニューを出前できるのが特徴です!
街歩き途中に食べるにはぴったりのグルメスポット。
お店の一覧はぜひ下のリンクから!
↓ 徒歩20分
気仙沼線BRT 南気仙沼駅
みしおね横丁から南気仙沼駅へ歩く道のりは、雑草が生い茂る平地。そこは東日本大震災の影響が色濃く出る地区です。今までの道のりと比べながら、変わりゆくものと保存するものが共存するこの気仙沼を通して、復興を考え歩を進めて行くことになるかもしれません。
そしてその先に待っているのが、地域と地域をつなぐ公共交通機関の復興の象徴である、BRTの駅なのです。
↓ BRTで10分
お疲れさまでした!
ここで紹介した以外にももっと沢山の見どころがあり、全部遊びつくすと一日では足りない!と感じてしまうところも大きな魅力です。
港と漁師の街を感じながら歩いた後は、大谷海岸や大島などの観光地にも是非、足を延ばしてみてくださいね!