あなたはどっち派?【山形:芋煮食べ比べ!】
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芋煮を食べ比べてみよう!
【内陸風芋煮】牛肉+里芋+醤油
山形市や上山市などの内陸地域では、牛肉と里芋を使い、醤油と砂糖で味付けした芋煮が食べられています。具材はその他、ねぎやごぼう・こんにゃく・お好みのきのこを入れます。ごぼうを入れると味に深みが出ます。芋煮の締めには、カレー粉やカレールーを足してうどんを投入!カレーうどんにして食べると最高です♪
【庄内風芋煮】豚肉+里芋+味噌
日本海側に位置する庄内地域では豚肉と、里芋を使います。味付けには味噌と、煮干しでとっただし汁・酒粕が使われ内陸風芋煮とは全くちがった味わいを楽しめます。具材の特徴は厚揚げが入ること!その他にんじん・ねぎ・きのこも入り具沢山な印象です。酒粕がコクを出し、体が温まる一杯です♪
同じ県内、同じ料理。。なぜこうも違う?
このように同じ県内、同じ料理で違いが出るのは、それぞれの風土や歴史的背景により食文化が形成されたことによります。今回食べ比べた内陸風と庄内風の他にも、米沢地域(醤油味・豆腐入り)、新庄地域(内陸風・庄内風ミックス)でも独特の芋煮文化が形成されています。各地域へ訪れた際には、その土地の芋煮を食べてみるのも面白いですね。