石の切り出しは1887年(明治20年)頃始まり 、建築資材や火鉢などに用いられたそうですが、終戦後、建築材料にセメントが普及するようになると 、石材の需要も激減し、活気のあった宮谷の石切り場も廃坑となりました。
そんな「宮谷の石切り場」は私有地の為、通常は立ち入ることが出来ないのですが、事前予約で申し込むとガイド付きで見学することができます。石切り場までは小さなトンネルの中を歩きます。廃坑なので灯りが無く、頼りになるのは手元の懐中電灯のみ。ちょっとした冒険気分を味わえます。