夏は猛暑、冬は極寒のザ・盆地な気候の山形県。1933年に最高気温40.8℃を記録し、熊谷・多治見が40.9℃を記録した2007年まで、日本一の暑さでした。そんな山形の猛暑から生まれたサバイバル術ともいえる「冷やし文化」をご紹介します!
山形の夏は暑い・・・。この厳しい夏を少しでも涼しく過ごして欲しい!という山形市の理容店で夏季限定サービスとして誕生した「冷やしシャンプー」。次第に山形県全土に広がり、今では全国でも知られるようになりました。よく聞くようにはなったけど冷やしシャンプーってどんなものなの?実際に体験してきました!
水でまず髪を予洗いしたら、冷やしシャンプーを氷の入ったシェイカーに入れ、冷た~い水をさらに加えてシェイク!これを万遍なく頭にかけて頭皮マッサージをするようにシャンプーしていきます。これを水で流し、冷凍庫から出したシャリシャリのトリートメントを馴染ませ、最後に水で流したら終了!最後のドライヤーも主に冷風を使って乾かします。※すすぐときの水はぬるま湯に、ドライヤーは温風にすることも可能ですよ~。
メントールが配合されていますが、冷やしたり水で流す事を考慮して低刺激なものになっている為、髪にも頭皮にも優しいんですよ♪シャンプーされている間はずーーーーっと「冷たい!気持ちいい・・・はっ、冷たい!」がエンドレスリピートです。これは癖になりそうな予感・・・!
山形の冷やし文化の一つ冷やしシャンプーですが、ご自宅でも体験できるんです!ボトルタイプのものや1回使い切りタイプのものが販売されており、ご家庭での使用や職場でのばらまき土産にも丁度いいですね♪JR山形駅直結エスパル2階「尚美堂」の他、各お土産屋さんに夏になると出現します。ぜひお楽しみください!また、冷やしシャンプーを行っているお店でも買う事が出来ますので、山形に来た際には実際にお店で体験していただき、お土産として冷やし文化をお持ち帰りいただけると嬉しいです♪