奥能登の魅力をご紹介!【白米千枚田・道の駅すず塩田村】

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今回、白米千枚田と道の駅すず塩田村行ってきました。メディアでもよく取り上げられている場所なので行く前からとても楽しみでした!

白米千枚田

画像提供:石川県観光連盟

白米千枚田は能登半島の輪島市白米町にあり、約4ヘクタールの斜面に1004枚もの小さな田んぼが連なっています。「国指定文化財名勝」や「世界農業遺産」に世界で初めて認定されたということもあり、初めて見たときはとても感銘を受けました。自然豊かな景色にとても癒されます。農業機械が入れないため、今も田植え・稲刈りは地元住民やボランティアの方々による手作業で昔ながらの農法が現在も行われているそうです。

石川県の天気はとても変わりやすく、運が良ければ虹とのコラボレーションも見ることが出来るかもしれません!

画像提供:石川県観光連盟

毎年10月中旬~3月上旬にかけて、夜にはLEDによるイルミネーション「あぜのきらめき」が連日開催されるようなので、次回は幻想的な千枚田も見てみたいと思います!

道の駅すず塩田村

画像提供:石川県観光連盟

道の駅すず塩田村は、白米千枚田から車で約15分ほどの場所にあります。館内に入ると、売店や塩づくりの歴史などが分かる展示室や実際に塩づくり体験が出来る体験塩田があります。今回お伺いした際は、塩田村の方がいろいろ案内してくださいました。能登地方では、400年以上続いている「揚げ浜式」と呼ばれる製法で塩づくりを行っているそうで、日光で作る製法のため天候にとても左右されるそうです。雨や冬のときは作業が出来ないため職人さんは薪を作るなどしているとのことです。

特別に潮撒きを見せて下さいました!とても綺麗な円が描かれる様子はさすが職人さんだなと思いました!
資料館に岩塩の展示もあります!

見学した際に平窯に残っていたカン水を少し味見させていただきました。最初は塩味が口の中に広がり後から甘みが感じられ、普段食べている塩とは違うことが分かりました。この甘みは薪から出る豊富なミネラルだそうです。煮詰めている間に職人さんが交代すると、出来上がった塩の味は変わってしまうとおっしゃっていてとても繊細だなと思いました。

薪は、カン水を煮詰めるために使用し里山の薪を使っているそうです。1回に使う薪の量は4tだとか!

また、館内では塩ソフトクリームも販売しています!塩味がソフトクリームの甘さを引き立ててくれてとても美味しかったです!今まで塩の作り方など知る機会がなかったので、今回見学させていただいてとても勉強になりました。みなさんも是非行かれてみてはいかがでしょうか。

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