2023年 魅力再発見!函館を知ろう【函館山編】

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大森浜から望む函館山

13の山々の総称「函館山」

こんにちは。北海道通信部です。今日は函館観光の人気スポット「函館山」について、ご紹介したいと思います。標高334メートルの函館山は「臥牛山(がぎゅうざん」とも呼ばれています。遠くから見た函館山の姿が、まるで牛が寝そべっているように見えることから、そう呼ばれるようになったと言われています。
この函館山は実は1つの山ではなく、13のこぶ山が連なった総称です。函館山展望台は、御殿山(ごてんやま)という名前の標高334メートルの山にあります。

昼の函館山もおススメです

陸地の一番細くなっている場所の幅は約1キロメートルです。 写真提供/函館市公式観光情報サイト「はこぶら」
夏から秋にかけては、真イカ漁の漁火が見られることもあります。 写真提供/函館市公式観光情報サイト「はこぶら」
函館山からの眺望の美しさは、両側を海に囲まれたその独特の地形によるものが大きいのではないでしょうか。昼間であれば、青い空と海が眼前に広がる開放感を味わうことができ、夜はキラキラと輝く街の灯が、深い藍色の海に浮かぶ美しい夜景を楽しむことができます。
函館山山頂へはロープウェイの他、バス・タクシー・マイカー・レンタカーなど、様々な方法で行く事ができます。
時期によって、利用できるアクセス方法に制限がありますので、事前にホームページなどでご確認ください。
函館市公式観光情報サイト「はこぶら」はこちら

函館山がもつ、もう一つの顔

御殿山第2砲台跡 写真提供/函館市公式観光情報サイト「はこぶら」
現在では、一年を通して観光客で賑わう函館山ですが、津軽海峡を一望できるその立地から、明治時代から防衛強化の拠点として位置づけられていました。そのため、1899年(明治32年)以降第二次世界大戦終了後まで、一般市民の立ち入りはもちろん、函館山を描く事・撮影さえも禁止されていました。終戦後の1946年(昭和21年)10月、約50年ぶりに誰でも入山できるようになり、その後は市内有数の人気スポットとなりました。
現在でも山頂付近を中心に、砲台跡や、指令所跡などの遺構が数多く残されています。ハイキングコースも整備されているので歩いてゆっくり遺構を巡る事もできます。函館での一日、歴史に思いを馳せてみるのも良いのではないでしょうか。
函館山ロープウェイ
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