喜多方駅すぐ!歴史あるレトロなレンガ造りの喫茶店【珈琲専門店 煉瓦】

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福島県の喜多方駅を出て、信号を渡ったすぐのところにある「珈琲専門店 煉瓦」。レンガ造りの建物がレトロな喜多方の街並みによく合います。明治初期に米蔵として建てられた歴史を持ち、昭和51年から喫茶店として営業を始められたそう。建物は近代化産業遺産にも認定されています。そんな純喫茶やレトロ好きには堪らない「珈琲専門店 煉瓦」をご紹介します。

「煉瓦のまち」喜多方

喜多方のレンガは一般的な赤煉瓦とは違い、表面に釉薬(うわぐすり)が掛けられていて独特な風合いを持っています。これは厳しい会津の冬に起こる凍害を防止する目的で作られ、見る時間帯や季節、天気など、日光の強さによって様々な見え方が楽しめます。また、薪を燃料とした登り窯で焼かれているので、一枚一枚に色の変化があるのも特徴のひとつ。喜多方の情緒あふれる街並みの雰囲気はこのレンガ造りが理由の1つだったんですね。

「蔵のまち」として有名な喜多方ではこのレンガ造りの蔵が目に留まりやすいですが、実は塀や煙突、トンネルなど、様々なところにレンガが使われています。
「珈琲専門店 煉瓦」外観

レンガ造りの喫茶店

そんなレンガ造りの蔵を改修して営業を開始した喫茶店「珈琲専門店 煉瓦」。お店の名前のとおりレンガ造りの建物で独特の外観です。お店に入ってみると内装もレンガの壁。近くで見るとレンガ一つ一つの色合いが違うことがよくわかります。天井が高く暖かい色合いの照明とレンガの雰囲気がマッチしていて落ち着く空間です。
テーブル席
テーブル席に座ると、テーブルに敷かれたガラス板の下にコーヒー豆が敷き詰められていました。さすが珈琲専門店!
コーヒー豆が敷き詰められたテーブル

おすすめコーヒー

おすすめはダッチコーヒーです。ダッチコーヒーは水を使って一滴一滴抽出されるので水出しコーヒーとも呼ばれます。ほかの抽出方法より時間がかかりますが、口当たりの優しいコーヒーです。コーヒーカップもレトロな柄でお店の雰囲気に合っていますね。
ダッチコーヒー

テーブル席とカウンター席

店内にはテーブル席とカウンター席があります。テーブル席でお友達と談笑するもよし。1人で読書をしてのんびりするもよし。カウンター席で喫茶店のママがコーヒーを入れるのを見ながらまったりするのもよし。

コーヒー以外にパフェやケーキ、サンドイッチなどの軽食も楽しめます。
テーブル席とカウンター席

喜多方のレトロ喫茶店でひと休憩

駅前にあるので電車の待ち時間にも最適な「珈琲専門店 煉瓦」。「蔵のまち」であり「煉瓦のまち」でもある喜多方の歴史を感じながらひと休憩してみてはいかがでしょうか?
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