富山市総曲輪通り【日本酒BAR UZUMAKI】

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富山旅行2軒目のおすすめ

富山駅からも近く、飲食店が所狭しと並ぶ富山の繁華街『総曲輪』。総曲輪通りにある日本酒BAR『UZUMAKI』は、観光客だけでなく地元の常連客も訪れる隠れた名店です。富山の日本酒だけでなく、店主が仕入れる全国各地の日本酒が充実しています。日本酒のメニューはなく「スッキリ系で」「フレッシュな感じで」など感覚で注文するとドンピシャの銘柄を選んでくれます。
この日のお通しは、酒粕で浅漬けしたキュウリとトマト。

フレッシュな感じ。

ではまず一杯目を。フレッシュな感じで!とオーダーしてみました。選んでいただいたのは「二兎追うものしか二兎を得ず」がコンセプトの愛知県の丸石醸造のお酒『二兎(にと)』。
「味と香」、「酸と旨」、「重と軽」、「甘と辛」、「入りと後味」、「複雑と綺麗」など、一見すると二律背反する二つの事柄が最高のバランス・味わいになるように造られているそうです。果実感がありフレッシュで飲みやすい!まさにオーダー通りのお酒を選んでいただけました!

続いて2杯目を!

はじめはメニューが無いと言われ「どうオーダーすればよいのか…」と戸惑いましたが、1杯目でこんなにも適格なお酒を提供していただけたので、不安も解消。2杯目は「夏っぽい感じで!」と味も度数も関係ない少々雑なオーダー。果たして何が出てくるのか。

夏っぽい感じ。

夏っぽいお酒として登場したのは群馬県の町田酒造のお酒。『雄町 夏純うすにごり』。こちら、細かいガスを含んでいて微炭酸。さわやかな夏を連想させる、にごり酒でした。美味しい!

唯一メニューがある日本酒

UZUMAKIは日本酒メニューが無く、一杯700円~高くても800円ほど。しかし1つだけメニューがあるお酒がありました。
一杯2000円。ドンペリニヨンの5代目醸造最高責任者となったリシャール・ジョフロワ氏が富山県で醸す純米大吟醸の日本酒。IWA5のIWAは酒蔵を構える立山町白岩に由来しているそうです。せっかくなのでいただく事に。
香がしっかりとあるので重めな感じを想像していましたが、飲みやすい!2000円もするのでちびちびと飲んでいたのですが常温に近づくにつれかなり重めに味が変化。これは料理と合いそうだ!と思いおつまみを注文。
IWA専用グラス

フードメニューが充実

UZUMAKIは店主の奥様がお料理を担当されています。クリームチーズの味噌漬けや、豚のから揚げ、鶏もものソテー柚子胡椒ソースを注文しました!どれも美味しくて、ピザなどのがっつりメニューもあったので「一軒目」としてもOKなお店です。

4杯目は「重め」オーダー

IWAの味の変化と料理を楽しんでいるうちに、お酒もどんどん重めの気分に。重めのお酒でオーダーして登場したのは滋賀県の平井商店のお酒『浅茅生』辛口。スッキリとした味わいで食事によく合うお酒でした。美味しい!

最後は富山のお酒を…

5杯目、最後にオーダーしたのは「富山のお酒」。何が出るかな~!とワクワクしながら待っていると
富山県高岡の清都酒造場のお酒『勝駒』が登場!販売数が少なく、希少なお酒です。筆者も大好きな日本酒ですが中々出会えずここ2年ほどは飲めていなかったので嬉しい出会いでした。勝駒はフルーティーな優しい甘みもありつつ、キリッとした酸も感じるお酒です。

富山にお越しの際は是非!

いかがでしたか?美味しいお料理と日本酒のマリアージュが楽しめる、日本酒BAR UZUMAKI。日本酒以外のお酒やソフトドリンクもあるので、日本酒飲み慣れていない方でも入りやすいです。
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