福島のレトロな洋風建築【旧伊達郡役所】で明治ロマンを満喫!
- 福島
- 観光する
「旧伊達郡役所」の歴史
しかし2011年の東日本大震災で大きな被害を受けます。その後修復工事を行い2014年4月1日に再オープンしますが、2021年と2022年の福島県沖地震でも被害を受けました。何度も困難に直面しましたが、2022年12月には地震被害による災害復旧だけでなく、外壁の塗直しなどの保存修理工事も併せて行い、リニューアルオープンを果たしました。
洋風建築でありながら和風の意匠もある擬洋風建築
正面は二階建てで、中央塔屋があり、軒は日本家屋や社寺などによく採用されている化粧垂木(けしょうたるぎ)様飾り。化粧垂木とは屋根の勾配にしたがって、斜めに取り付けられていて、表に見える柱を指します。
また円形刳り蛇腹(じゃばら)も特徴的でこちらは洋風建築でよく見られます。壁の上部や各部を区切るための帯状の装飾のことで、円形にえぐられた装飾が、ヘビの腹のように伸縮しているのでこの呼び名がつきました。また窓はすべてガラス入りの上げ下げ窓でこちらも洋風建築の特徴が表れています。
和風建築と洋風建築の特徴と良さを持つ旧伊達郡役所は日本ならではの建物ですね。
館内の見どころ
11月3日(金・祝)には特別企画の「旧伊達郡役所・誕生祭」
福島で明治時代にタイムスリップ
-
●所在地
〒969-1617 福島県伊達郡桑折町陣屋12
●アクセス
桑折駅から徒歩約15分
※本記事の内容・サービス等は変更している場合があります。
※画像はすべてイメージです。