旅の思い出作りにおすすめ!和紙はがきのクラフト体験【五箇山和紙の里】

  • 富山
  • 体験する
和紙はがき

五箇山和紙とは?

合掌造り集落で知られる五箇山。過度に観光地化していないため、美しい日本の原風景がそのまま残っています。五箇山地域では加賀藩の産業として和紙作りが盛んになり、現代までその伝統は受け継がれています。和紙作りの材料となる五箇山楮(こうぞ)の自家栽培から製品加工まですべて一環して行っており、厳しい寒さの中でも昔から変わらず手作業で漉かれる和紙は、丈夫さと温かみが感じられます。

五箇山和紙の里で「和紙漉き体験」

五箇山和紙の里
相倉合掌造り集落から車で約10分。美しい山々に囲まれた場所に「五箇山和紙の里」はあります。合掌造りの「体験館」では、実際に和紙漉きを体験することができ、子どもから大人だけではなく海外の観光客にも人気なんだとか!自分だけのオリジナルはがきを作ってみませんか?

☆和紙漉き体験レポート☆

体験館 外観
今回は、はがき漉きを体験させていただきました!説明を受けた段階では「難しそう…」と不安でしたが、和紙の里の職人さんが丁寧に教えてくださるので初めての方でも安心して作ることができます。
予約が必要となりますので、事前に五箇山和紙の里(tel:0763-66-2223)にご連絡ください。

1.はがきの模様を選ぶ

五箇山和紙でできた模様の数々
3枚のオリジナルはがきを作成するため、絵柄1枚、五箇山のロゴ1枚計6枚の模様を選びます。
種類も色合いも1枚ずつ異なるので、どんな絵柄にしようか迷ってしまいますよね!

2.紙漉きにチャレンジ

五箇山和紙の里の職人さん
木枠が3つに分かれており、一度に3枚のはがきを作ることができます。
和紙の材料をすくいあげ、繊維が均等になるように縦と横に静かにゆすります。
この作業を3回繰り返してください。
ポイントは、木枠を縦に垂直に入れてすくうこと。斜めに入れるとヨレてしまうので注意が必要です!

3.選んだ模様を漉いたはがきの上に乗せ、模様がずれないように和紙の材料をかける

1~3までの工程を体験した後は、職人さんにバトンタッチ。
脱水機で水分を抜き、鉄板で乾燥させている間に和紙工芸館へ和紙の雑貨を見に行きました♪

和紙を使った雑貨も大人気

体験館に隣接する和紙工芸館では、五箇山和紙に関する歴史資料や製造工程などが紹介されているほか和紙を使った商品が多数販売されています。冬は豪雪地帯ともなる五箇山。その厳しい自然環境で育った楮は、繊維の強さと柔らかさが特徴です。丈夫な五箇山和紙は様々な小物やインテリアなどにも使われているんだとか!
カードケースやポーチ、ヘアアクセサリーなどどれもかわいらしくて目移りしてしまいます。和紙が持っている温かさに色味が加わり、華やかで上品な小物の数々はお土産に喜ばれること間違いありません!

はがきの完成品がこちら!

オリジナルはがきが完成しました!約30分程度で作ることができるので、観光の合間に手軽に体験ができます。縦、横好きな向きで飾りをつけることができ、切手を貼ればポストに投函することも可能です。かわいく作れたので大満足!!自分へのお土産にもぴったりです♪
旅の思い出に伝統の和紙漉き体験はいかがですか?
五箇山和紙の里のホームページはこちら
この記事に関連するタグ
前の記事 一覧へ戻る 次の記事
関連記事