装束を纏う貴重体験!【大償神楽】体験プランで花巻市の伝統をたっぷり体感してきました!
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※10月27日、12月8日(金)出発限定で催行された旅行商品です。
「大償神楽とは?」はこちらから
花巻温泉から神楽の館へ
▼花巻といったら「宮沢賢治」
まずは権現様へお参り
まずは「権現様」へお参りをしました。「権現様」とは「獅子頭」のことで、大償神楽の「御神体」です。普段の稽古前なども必ずお参りをしてから練習をするのだそう。権現様の前に座り、保存会の方の動きを倣いながら全員でしっかりとお参りをしました!
大償神楽保存会からのご挨拶と流れのご説明
今回は体験する演目は「しんがく」と呼ばれる、大償神楽に取り組むにあたって最初に習得する演目です。地元の子どもたちにも馴染みのある演目で、大償神楽を知るにはピッタリ!
大償神楽ミニ講座で基礎知識を習得!
まずはお手本を鑑賞
大償神楽の舞体験!
全体へのレクチャーのあとは、3グループに分けれてグループレッスンをしました。「幣束(へいそく)」と呼ばれ神が宿るとされている「採物(とりもの)」が渡され、各グループでゆっくり細かく動きの習得をしました。体験の際には、しんがくの掛け声である「アサッササ」「エイコラヤッサエイコラサ」という声と共に、手の動き、足の動きを学びました。
午前の部の最後には、太鼓などの楽器演奏を入れ、通しでの舞に挑戦!演奏が入るとこれまで掛け声だけで行っていた練習とは異なり、リズムをとるのが難しくなり苦戦しましたが、1時間半程度の練習でかなり形になってきました!
午後の部は楽器の演奏体験から
衣装に着替えて通しでのお披露目
着替えたあとは、2グループに分かれてこれまでの練習の成果をお披露目。楽器の演奏をバックに「しんがく」の舞を披露しました。皆さんたった数時間の練習とは思えない上達ぶりで、披露後には大きな拍手が!
保存会からの御礼で「三番叟」の鑑賞
約半日の体験を通し、大償神楽の存在を知るだけではなく、大償神楽保存会の方々との交流も生まれました。
体験に参加された方からの声
・民俗芸能は、地域外の人間にとっては見ることはあっても、やる機会はまずないものだが、保存会の皆様のご理解と配慮のおかげで大変よい経験をさせて頂きました。
・思っていたよりレベルの高い内容でした。もっと軽い体験だと思っていたので近年にない努力を私なりにしました。でも、楽しかったです。
・とても満足しています。この文化的に豊かな体験が更に宣伝されることを願っています。(台湾の方より)
民俗芸能という一見敷居の高いものを、今回のような体験を通して身近に感じていただけたプランとなりました!
花巻市の神楽を鑑賞できる「大迫神楽の日」
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●所在地
〒028-3203 花巻市大迫町大迫3地割161番地
●アクセス
新花巻駅より車で約25分
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※画像はすべてイメージです。