2024年初夏 世界でここだけ。帯広競馬場で【ばんえい競馬】を観戦しませんか。

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昼のレース。
皆さんこんにちは。北海道通信部です。今日ご紹介するのは、帯広競馬場で開催される【ばんえい競馬】です。皆さんは【ばんえい競馬】を観戦したことはありますか。

世界でここだけ【ばんえい競馬】とは。

障害物を越えるばん馬。
ばん馬と共にゴールを目指す観客。
【ばんえい競馬】で出走する馬の体重は、約1トンもある大型「ばん馬」です。「ばん馬」は、直線200mのコースで最大1トンにもなる「鉄のそり」を曳きながら、2か所の障害を越えてゴールする帯広競馬場【ばんえい十勝】でおこなわれる世界で唯一のレースです。一般的な競馬と違い、馬のスピード以外に、パワーと持久力が必要。また、騎手のテクニックもレースを左右し、「ばん馬」同士が、お互いにけん制しあいながら人馬一体で駆け抜ける迫力に【ばんえい競馬】ファンは魅了されます。スピードはゆっくりですが、コースサイドをスタートからゴールまで、「ばん馬」に声援を送りながら観客が一体となって一緒に進むのも【ばんえい競馬】の魅力のひとつです。

【ばんえい競馬】の歴史について。

馬耕の様子。
【ばんえい競馬】は、今から100年以上前、北海道開拓時代の厳しい暮らしの中から生まれました。この当時、農耕馬の価値や力を試すために2頭の馬を互いに引っ張らせ競いあっていましたが、やがてソリに加重をかけて曳かせる競技となり、農耕馬の祭典「お祭りばん馬」として庶民の娯楽となりました。現在、【ばんえい競馬】は世界で唯一の競馬として世界からも注目されています。

白熱のレースに最後まで目が離せません。

スタンドはこのようになっています。
一般的に知られている競馬は、鼻先でゴールが決まりますが、【ばんえい競馬】ではソリの最後端がゴールラインを通過した時に決定します。これは【ばんえい競馬】が農耕馬の文化を受け継ぎ「荷物を運びきる」というレースであるためです。見ているファンにとってもゴールする瞬間まで目が離せません。また、【ばんえい競馬】では当日の馬場水分が電光掲示板に表示され、コースの状態を表します。雨が降るとソリの滑りが良く、タイムが良くなり、反対に天気の良い日は水分が少なく、タイムは遅くなるそうです。

帯広競馬場【ばんえい十勝】には「ふれあい動物園」や「とかちむら」も隣接しています。

「ばん馬」にエサやり体験も。
「とかちむら」の入り口。
「ふれあい動物園」では、ばん馬の他にポニーの親子やうさぎなどのかわいい動物たちに触れ合え、にんじん等のエサやり体験(有料)もできます。「ふれあい動物園」の定休日は火曜日です。「とかちむら」は、2010年8月にオープンした複合施設で、ここでしか購入できないオリジナル商品の販売もおこなっています。十勝産の産地直送野菜や、十勝産の素材を使用したお菓子や乳製品の販売もおこなっていますので、お土産選びも楽しいですね。「とかちむら」の定休日は水曜日です。帯広競馬場【ばんえい十勝】は、朝から晩まで、お子さまから大人まで、皆さんに楽しんでいただける施設です。この夏休みは、ぜひお越しください。レース時間やイベント等の詳しいご案内は、ばんえい十勝公式ホームページにてご確認をお願いします。
画像提供:ばんえい競馬/馬の資料館
帯広競馬場【ばんえい十勝】の公式ホームページはこちらです。

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