レトロが新鮮!成田山新勝寺門前のこだわり純喫茶でひんやりスイーツ【チルチル】

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昭和レトロな外観に惹かれてふらっと

江戸時代の面影を残す成田山表参道を進むと、昭和レトロな佇まいを発見!和の雰囲気に溶け込む洋風レンガ造りの「チルチル」は、成田山新勝寺の門前で50年以上参拝者や地元に愛されている純喫茶です。一歩店の中に入れば、ヨーロッパ調のシャンデリアにアート、アンティークな椅子テーブルがお出迎え。席について周りを見渡すと、そのステキな空間が、まるで70年代にタイムスリップしたかのような演出をしてくれます。そのなんとも心地良い空間に、時間を忘れてしまいそうです。

看板猫!?

カワイイお客さん
いらっしゃいませ~
メニューを手に取り、落ち着いたところで視線を感じ、ふと外を見てみると、カワイイお客さんが入口に!お店のママさんに尋ねると、地域猫との事でした。何匹かいて、ご近所の皆さんで見守っているそうです。会えるのを楽しみに、来店される方もいらっしゃるそうです。それならばこの子達は招き猫として、お店を盛り上げている大事なスタッフの一員なのかもしれないですね。

「チルチル」自慢のひんやりスイーツ!こだわりぬいた究極のみつまめ

〈チルチル自慢の「みつまめ」〉
お店に来たら是非味わって頂きたいのが「みつまめ」。千葉県房総で採れた貴重な天草を丁寧にあく抜きし作った自慢の寒天は、風味豊かで、少し大きめプリプリ歯ごたえたっぷり!さらに金時、紫花豆、白花豆は炊き上げにおよそ20日間もかけた手間のかけぶり。毎日毎日あく抜きのために水を替え、丁寧に炊き上げたお豆は、甘さも柔らかさも絶妙です。キビ砂糖から作った黒みつと共に味わいます。
ママさんお手製こだわりのお豆
「みつまめ」が席に運ばれてくるとスタッフの方からひと言、「トッピングの白花豆は最後に召し上がって下さい。」これがチルチル流。最後の一口に頂くと…、まさに良~い塩梅の白花豆なのです。甘いものの後のお口を癒してくれる、なくてはならない存在です。

お客さんのそのひとときを良いもので過ごしてほしい、というママさんの想いの詰まった「チルチル」の「みつまめ」は、まさに贅沢な一品でありながら、この良き雰囲気と共にほっとできる味わいです。お客さんのその大切なひとときを売る、というママさんこだわりの想いが伝わる一品です。他ではなかなか味わえないというママさん自慢の「みつまめ」をどうぞ召し上がれ。

芳醇な香りに癒される

店の奥に、素敵なカップ類がディスプレイされている棚があります。今ではなかなか手に入らないカップ&ソーサー、器がずらりと並んでいます。これを眺めていたら、コーヒーをいただきたくなります。ひんやり絶品、みつまめのお供に一杯いかがでしょうか?

コーヒーを待っている間、店内にコーヒーの芳醇な香りがアロマのように広がってきます。それだけでも癒されます。ママさんの想いはコーヒー豆、挽き方、そして注ぐ器ひとつまで行き渡っています。それも、コーヒーフィルター用に細かくではなく、粗挽きに挽いたコーヒー豆を惜しげもなく使い淹れて下さる至福な一杯です。ママさんのこだわりを感じたら、なお美味しくいただけました。
<ブルーマウンテン>
<ウインナコーヒー>

昭和レトロなひんやりドリンクメニューの数々

コーヒーのほかにも冷たいドリンクメニューが豊富です。夏にぴったり冷たいドリンクのご紹介です!
〈レトロなお手製メニュー表〉
〈豊富なドリンクメニュー〉

レトロ感たっぷり夏におすすめクリームソーダ

左〈メロンクリームソーダ〉右〈ブルースカイクリームソーダ〉
昭和レトロな冷たいドリンクと言えば、クリームソーダ。どこか懐かしく、このレトロな雰囲気の中でこそ頂きたくなる夏にぴったりの冷たいドリンクです。世代を超えて愛されるクリームソーダは、かわいらしい色に心がわくわく、子どもの頃にタイムスリップしたかのように夢中になってしまいます。

果汁たっぷりレスカ!!

〈果汁たっぷりのレモンスカッシュ〉

果汁100%、搾りたてのレモンスカッシュ、通称「レスカ」。レスカ=レモンスカッシュ。シロップと共に提供される「チルチル」のレスカは、自分好みの甘さに調節が可能。初めは甘さなしでの提供なので、すっっっぱいです!!フレッシュ感たっぷり、これがまたくせになります。昔ながらのレスカ、夏におすすめの一品です!!

無添加黒いちごソーダ

〈黒いちごソーダ〉
100%無添加黒いちごのシロップと炭酸水だけで割った黒いちごソーダ。ママさんのおすすめでオーダーしたところ、どんなにお腹がいっぱいでも後味スッキリ!とした味わいでさっぱりと頂ける、夏の炎天下で疲れた身体にぴったりのドリンクメニューです。見た目はシンプルですが、こちらもこだわりの一品。まさに、〆の一杯!!

懐かしいの一言では収まらない魅力的な「チルチル」

60~70年代の喫茶店ブームに「チルチル」は生まれ、今こそブーム再到来!!昭和レトロを楽しむ若者から懐かしむ世代の方まで、日本のどこへ行っても純喫茶が賑わいを見せています。しかし、ママさんのお店の在り方は、流行の波に乗っているものとは一味も二味も違っていました。

「創業してから今まで、お客さんにとって1番良い空間と味を追求し、それをただ提供したい一心で、こだわった手仕事を守り続けて営業してきただけなんです。その結果です。」

ママさんが信じ貫いたその思いは、はるか流行を超えるものでした。創業から変わらず魅力的な店を保ち、その結果世代を超えてたくさんのファンがいる、いつでもレトロが新鮮な「チルチル」に出会えるのは、とても貴重だと心から感じました。

この夏、ママさんのこだわりを味わい、癒されに行ってみませんか?
お店外観の一部。『チルチルとミチル』童話 青い鳥より。幸せの象徴。至福なひとときが過ごせるこだわったお店にぴったり!

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