【福井】地元食材と本格フレンチのコラボ〜オーベルジュほまち 三國湊〜

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福井県坂井市三国町にある「オーベルジュほまち 三國湊」。古民家をリノベーションした町家をはじめとした、日本の伝統的な建築をモチーフにした9棟16室からなるオーベルジュです。宿泊棟の他に、フロント棟、レストラン棟がそれぞれ独立して三国の町の中に存在しています。

三國湊って?

江戸から明治にかけて北前船交易で隆盛を極めた港町が「三國湊」です。情緒あるレトロな町並みが残っており、福井県に現存する最古のコンクリート建造物である「旧森田銀行本店」、北前船で財をなした材木商の住宅「旧岸名家」など歴史的名所が沢山あります。
旧森田銀行本店

さっそくチェックイン!

フロント棟
フロント棟をはじめオーベルジュほまち 三國湊が管理する建物には、この青色の暖簾がついています。フロント棟ではチェックインの他、アクティビティの手配も行っており、宿泊者が利用できるフィットネスルームもあります。JR芦原温泉駅までの送迎も行っているので、滞在中はこの場所を基点に福井を観光する事になります。

地酒のウェルカムドリンク

フロント棟には、ウェルカムドリンクが用意されていました!福井県の銘酒を伝統工芸品の越前焼などの器で楽しむことが出来ます。この日のラインナップは、オーベルジュほまち 三國湊が位置する坂井市のお酒「鬼作左(久保田酒造)」をはじめ、「梵ときしらず(鯖江市:加藤吉平商店)」や「花垣(大野市:南部酒造場)」など、嶺北中心の銘柄でした。お酒が飲めないかたも、オーガニックのハーブティーなどを楽しめますよ。

いよいよお部屋へ!

桧垣
今回私が宿泊したのはフロント棟からみて一番北に位置する桧垣(ひがき)という名前のお部屋でした。リビングの他に和室が2部屋、寝室のある棟で、グループでの滞在でもプライバシーを保ちつつ、吹き抜けのリビングで楽しく過ごすことが出来きます。
全部で16室ある客室は、それぞれ部屋のつくりが大きく異なる為、次回は別の棟にも宿泊してみたいです。

滞在のメイン!フレンチディナー

若狭牛(料理の一例)
レストラン「タテルヨシノ 三國湊」。オーベルジュほまち 三國湊での宿泊において、吉野シェフのフレンチフルコースが滞在のメインディッシュと言えます。福井の食材とフレンチの技法が組み合わさった唯一無二の一皿が堪能できます。
福井サーモン(料理の一例)
コースのメニューには食材名だけが記載されているので、どんな調理法で登場するかは出てきてからのお楽しみ。想像を膨らませながら楽しくいただくことができました。地元で採れた野菜、魚、お肉が、 世界にも通じる料理として昇華されている…! 福井県の食材の持つポテンシャルというか、 可能性を感じるお料理だったので、観光で訪れる方だけでなく、地元の方にもお召し上がりいただきたいです。自分の住む県がもっと誇らしく、好きになると思います。
ペアリングのワイン
筆者はもっぱら日本酒専門でワインはあまり詳しくなかったので、お料理に合わせて素敵にペアリングしていただきました!最高に美味しかったです…!
レストラン内観
「ほまち」という言葉は、「帆待ち」に由来します。「帆待ち」は文字通り、良い風が吹き、帆を張るのを待っている状態です。出港前に波が静まり、良い風が吹くのを待つ間、北前船の船乗りたちは、町に積み荷を売るなど商売をし、内緒で収入を得ていました。その際の収入を「ほまちがね(帆待ち金)」と呼んでおり、 これが転じて、三国では子供達のお駄賃、ご褒美のことを「ほまち」と呼ぶそうです。吉野シェフの料理の最先端を行く技術と、ノスタルジー感じる三國湊での町家ステイ。まさに「ご褒美」のような時間を過ごすことができます。

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