秋田・にかほ市の隠れた秋の味覚を発見!【いちじくの甘露煮】

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秋といえば、やきいも、栗、柿、りんごなどの野菜や果物が旬を迎えます。秋田県にかほ市では、いちじくが収穫時期を迎えました。普通のいちじくとはちょっと違い、小ぶりの固めないちじくが特徴です!

北限のいちじく

いちじく商業栽培の地としては日本最北端に位置する秋田県にかほ市大竹集落は、流通する県内産いちじくの約9割を栽培しています。栽培するのは、冷害に強く加工に適した品種「ホワイトゼノア」です。国内で広く知られる生食用の品種とは異なり、熟しても鮮やかなグリーンを保つフランス原産の品種となり、小ぶりながら、クリームのような密な甘みのいちじくを「大竹いちじく」として、集落を上げて栽培しています。

受け継がれる伝統製法を大切に

収穫を迎える9月下旬から10月下旬にかけて、加工場より半径2km以内の畑から、いちじくが入荷します。洗浄機でいちじくを洗浄した後は、和釜で一気にお湯洗いをし、樹液や皮についた汚れを落とし、きれいにします。お湯洗いをする際は、かき混ぜるのではなく2~3度上下を入れ替えのみです。
やさしくお湯洗い!
洗い終えた後は、水を使わず毎年の仕込みで出来た果汁を使い、煮ていくことで、いちじく本来の酸味が活かされた甘露煮になるそうです!果汁で煮たいちじくは時間をかけ、段階的に甘く煮ていきます。最初は砂糖で煮ていき、最後に水あめを加えるところには、つやのある黄金色のいちじくになっていきます。そのあと二時間ほど休ませ、糖度を上げていきます。寝かせるといちじくが糖液を吸って露の糖度が下がるので、追い砂糖をして仕上げていきます。常温保存のためには、ある程度の糖分が必要になります。
甘くなっていく「いちじく」
寝かせると味が染み込む

いちじく商品のご紹介

◆いちじく甘露煮シリーズ

いちじく甘露煮 昔ながら

先ほどご紹介した作り方の商品です。昔ながらのほかにも、赤ワイン仕立てや山ぶどう仕立てもあります。昔ながらのとても甘い甘露煮が懐かしさを思い出させます。

◆甘露煮以外の加工品

いちじくバームクーヘン

勘六商店のいちじく甘露煮とそのシロップを使用したバウムクーヘン!いちじくがほんのり香る、しっとり食感のバウムクーヘンとなっています。

あきた・にかほ産ドライいちじく

こちらの商品は、原材料はいちじくのみで、砂糖や添加物一切不使用です。そのまま食べてもよし、パンやお菓子作りの材料としても使えます!また、ヨーグルトや赤ワインで柔らかく戻すのもおすすめだそうです!ワインのおつまみにナッツやレーズン、クリームチーズと和え、クラッカーにのせて食べるのもおすすめです!

ぜひにかほの隠れた名産品「いちじくの甘露煮」を購入し、お召し上がりください!
いちじく甘露煮・地酒「佐藤勘六商店」

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