山形県がフルーツ王国なのはご存知かと思いますが、ワイン県でもあるんです。中でも南陽市赤湯周辺は、県内のぶどう栽培発祥の地とされ、山形新幹線の車窓から見る十分一山・鳥上坂一面に広がるぶどう畑は「山形のぶどう」を象徴する風景のひとつです。
山形県は「盆地特有の寒暖の差」、「白竜湖から立ち上る湿った空気」、「山の斜面を利用したことによる、水はけと日当たりの良さ」など、美味しいぶどうが実る条件が揃っていたこともあり、ぶどう栽培は瞬く間に広まっていきました。
明治25年にはワイン造りを開始しており、その後、多くのブドウ栽培農家やワイナリーが生まれ、技術の研鑽や向上が重ねられており、その歴史の轍は現在にも続いてます。山形県にはいくつかのワイナリーがあるので、山形県に来たら是非自分好みのワインを探してみる休日はいかがでしょうか。