長岡産業交流会館の前にある群像。戯曲「米百俵」を歌舞伎座で上演した時の一場面を再現しています。米百俵を「早く分けろ!」と詰め寄る藩士たちに対し、小林虎三郎は「この米を、一日か二日で食いつぶして何が残る。国がおこるのも、まちが栄えるのも、ことごとく人にある。食えないからこそ、学校を建て人物を養成するのだ」と論じ、その後の長岡の近代教育の礎を築いたのです。12体の表情は険しく、その当時の緊張感を物語っています。