and trip編集部が行く!日帰り一関の旅3/3【世嬉の一酒造】

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「よぶのる一関」は2022年10月31日をもって、運行を終了いたしました。沢山のご利用ありがとうございました。(2022年11月1日追記)

※本記事は、2021年7月時点の情報をもとに作成されたものです。
and trip編集部による日帰り一関の旅をご紹介するのも、今回で最終回となりました。1回目は「骨寺村荘園遺跡」で歴史と郷土料理を楽しんだ様子を、2回目は「厳美渓」で雄大な大自然の中でのおやつ休憩をお届けしました。日帰り旅の最後に訪れたのは、古くから豊かな水と稲作がある一関で大正7年に創立された、歴史ある酒蔵「世嬉の一酒造」。1回目、2回目の記事をまだご覧になっていない方はこちらよりご確認ください。

「世の人々が嬉しくなる一番の酒造りを目指す」酒造

東北一の規模を誇る土蔵「酒の民俗文化博物館」

「世嬉の一」は「せきのいち」と読みます。世の人々が嬉しくなる一番の酒造りを目指す、という意味が込められているのだそう。大正7年、酒の仕込み蔵として建築された土蔵は、現在酒造りを学べる博物館として生まれ変わり、中に入ることができますよ!様々な自然災害にも耐え、現在に残る大変貴重な建物なのでぜひ見学をしてみてください。館内には酒造りの工程や道具がたくさん展示されていて、先人たちの知恵なども楽しく学ぶことができます。

酒造りの工程 先人の知恵には驚かされます
館内に大きな「仕込み桶」。身長158cmの編集部員はすっぽり!(笑)

日本酒好きにはたまらない空間!

「酒の民俗文化博物館」で酒造りの奥深さを学んだあとは、日本酒の試飲やお土産の購入が楽しめる「酒の直売所せきの市」へ!こちらも広い蔵の中が直売所となっています。日本酒はもちろん、1995年に立ち上げられたクラフトビール「いわて蔵ビール」、酒器や蔵元セレクトの地元食品や雑貨がずらりと並んでいます。魅力的なものばかりで、ついつい買いすぎてしまいそうですね。ここから発送することもできるそうなので、買いすぎて持ちきれない時も安心です!(笑)
酒蔵見学に来て絶対に外せないのは、やっぱり「試飲」!もちろんいただきました。今回試飲したのは「吟醸酒 金色堂」。岩手県と言えば、平泉中尊寺金色堂を思い浮かべる方も多いのでは?そこから名前をいただいた、まさにこの地ならではのお酒ですね。名前だけでなく、お酒の中には「金粉」が入っています。とっても豪華…!飲みやすく、すっきりとして飽きのこない味わいです。
吟醸酒 金色堂
おちょこ左下に金粉が!

一関は「もち」の街

もち膳(イメージ) 写真:一関市観光協会提供

突然ですが、おもちを年に何回食べるか数えたことはありますか?お正月の1回、という人がほとんどかと思いますが、一関では年に60回以上のおもちを食べる行事があるそうです!「もち暦」と呼ばれるおもちのイベントカレンダーのようなものが存在します。また、食べ方も様々でその種類は300種類以上!そんな「もち食文化」が根付く一関「世嬉の一酒造」のレストラン「蔵元レストランせきのいち」では様々な「もち」を味わうことができます。作法を教わって本格的にいただく儀礼食「もち本膳」やもちとチーズで楽しむ「もちフォンデュ」など、日本酒やクラフトビールと一緒にもち食文化を楽しんでみてはいかがでしょうか?

一関は日帰りでもグルメ・歴史・自然を満喫できる!

全3回に渡って、日帰り一関の旅をお届けしてきました。首都圏出発でも、歴史文化、食文化、大自然を満喫することができました!日帰り旅だと、移動手段等で行動範囲が制限されがちですが、オンデマンド交通をうまく活用すれば時間を有効活用できるかも?!一関をご旅行の際はぜひチェックしてみてください。
※ご利用には事前の登録が必要です。また、チケットのご利用はスマートフォンのみに対応しています。

「よぶのる一関」は2022年10月31日をもって、運行を終了いたしました。沢山のご利用ありがとうございました。(2022年11月1日追記)

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編集部の本音は…

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