冬の笹川流れで見ることが出来る『波の花』

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波の花

日本語で波の花、英語名では「カプチーノコースト」と呼ばれています。

冬の日本海はとにかく荒波!みなさまもそんなイメージをお持ちではないですか?
そんな冬の日本海の荒海では英語名で『カプチーノコースト』と呼ばれる現象が起きることがあります。日本名で『波の花』。
波の花は、波が岩場に打ち付け、海水に含まれるプランクトンの影響で泡状になったものです。波の花は、冬期間波が高い日に間島・三瀬駅間で見ることができますよ。

国の天然記念物「笹川流れ」に波の花が遡上することも!!

波の花の遡上の様子

この辺りには国の名勝および天然記念物に指定され、美しい景観を誇る延長11キロメートルの『笹川流れ』があります。その名は、岩の間を盛り上がるように流れる潮流を、中心地笹川集落の名のもとに名付けられたとのこと。大荒れの天候になると笹川流れに注ぐ小さな川を波の花が遡上する風景も見られることも。

波の花を綺麗に写真に納める方法とは?

波の花は発生した直後は真っ白であることが一般的ですが、時間が経つにつれて海岸の砂や岩場のコケなどと交じり合って薄黄色や薄茶色に変色していきます。そのため、本当に真っ白な波の花を写真や動画に収めたい場合は、発生する時間帯や場所に狙いを付けておくことが大切。

日本海というと味覚ばかりに注目しがちですが、間島に訪れた際は日本海の海にも注目してみて下さいね。
村上市観光協会
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