日本のラグビー発祥の地が横浜に!?

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日本中に感動と希望をもたらし、アジア初の開催となったラグビーワールドカップ2019。 世界中でラグビーへの関心が高まっていますが、実は日本のラグビー発祥の地が横浜にあることをご存知でしょうか?

横浜が日本のラグビー発祥の地であることを記した記念碑は、横浜中華街の中に位置する山下町公園に設置されています。

中華街の関帝廟通りにあり、入口に立つ狛犬と中国風の東屋が目印です。記念碑の上にはラグビーボールの形をしたものが!
横浜居留地の治安維持のために来日した英国兵士が楕円級を持ち込んだのが、ラグビー発祥のはじまりといわれています。彼らは空き地があれば、クリケットやフットボールを楽しんでいたようです。
そして1866年、横浜外国人居留地の一角に、イギリス人を中心とする横浜在住の西洋人たちによって、日本そしてアジアで最初のフットボール(ラグビー)クラブである「横浜フットボールクラブ(YFBC)」が設立されました。

そして記念碑にあるこちらのイラストは、イギリスの雑誌に掲載された横浜のフットボール(ラグビー)の試合の様子です。1873年に横浜公園でイギリス人たちが行った試合であると考えられており、現在のラグビーに近い試合だったようです。

その後、1901年に横浜公園で「慶應義塾」と横浜在住外国人のスポーツ社交クラブであった「横浜クリケット&アスレチッククラブ(YC&AC)」がラグビーの試合を行いました。慶應義塾の学生らは、イギリスへの留学経験をもつ横浜出身の英語教師E.B.クラークと田中銀之助にラグビーの指導を受けていました。
このことから、日本国内で初めてラグビーの試合を行った日本人は、慶應義塾の学生たちであると考えられています。

横浜に来られる際は、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか?
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