金沢の初詣に!前田利家公とおまつの方を祀る【尾山神社】新名所【鼠多門と鼠多門橋】もご紹介
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金沢市民の初詣といえば「尾山神社」
ギヤマンがきらめく「神門」
尾山神社までの階段を登ると神社を象徴する神門(しんもん)があります。和漢洋折衷の三洋式を取り込んでいて、神社としては珍しい造り。神門は国の重要文化財に指定されています。神門の最上階には教会のような美しいギヤマンがはめ込まれていて、時間帯によって様々な表情を見せてくれるのも見逃せないポイントです。
おしどり夫婦「利家公像」と「お松の方像」
利家公像の背中にあるぱっと目を引く大きく丸い袋は母衣(ほろ)と言い、戦で放たれた矢や投石などから身を守る為のもので、内部は鯨の骨や竹で作られていたそう。しかしながら、逆にその袋が目立って狙われてしまうという事もあったそうです。
前田利家公が亡くなったあと、徳川家康が加賀に攻め込んで来ようとした際には、息子・利長に「母を捨てよ」と伝え、自らが家康側の人質となり、前田家を守ったというエピソードが残されています。おまつの方が加賀藩の歴史でどれだけの存在感を放っていたかが伺えますね。
楽器の庭「神苑」
かつて玉泉院丸庭園と尾山神社を結んでいた門と橋を復元「鼠多門・鼠多門橋」
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尾山神社
●所在地
石川県金沢市尾山町11-1
●アクセス
城下まち金沢周遊バス・北陸鉄道路線バス・西日本JRバス「南町・尾山神社」バス停から徒歩約3分
まちバス「南町・尾山神社」バス停から徒歩約3分
金沢ふらっとバス材木ルート「商工会議所」バス停から徒歩約2分
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