森の中に佇む蒸溜所を訪ねてみませんか【ニセコ蒸溜所】

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ポットスチル(バルジ型)とウオッシュバック(発酵槽)
羊蹄山やニセコアンヌプリなどの山々に囲まれ、町の中心には清流「尻別川」が流れる自然豊かな町、ニセコ町。「ニセコ蒸溜所」はアンヌプリ国際スキー場の山麓エリアにある保安林の中にあり、2021年3月からウイスキーの蒸溜を始めました。2021年10月には、有料試飲のできるBARカウンター、日本酒やビール、日本の伝統工芸品を販売するセレクトショップもオープンしました。


蒸溜所外観
BARカウンター

「ohoro GIN」

ウイスキーは蒸溜のあと、少なくとも3年の熟成期間が必要なため、ニセコ蒸溜所でつくられたウイスキーに会えるのは2024年以降と少し先になりますが、 ここではジンの製造も行っており、こちらは既に販売されています。
ジンの名前は「ohoro(オホロ)」。オホロはアイヌ語で「続く」という意味の言葉です。多くの人に、長く親しまれるようにとの願いを込めて名付けられました。
ドイツ アーノルド・ホルスタイン社製のジン製造用ポットスチル
ohoroジンソーダ
こちらの蒸溜所で特におすすめなのは、事前予約制の見学ツアーです。
専門のスタッフの方が、原料、蒸溜の行程、貯蔵について40分程かけて説明をしてくれます。
製造エリアの中まで案内してもらえるので、蒸溜に使われているポットスチルを間近で見ることもでき、見学のあとには「ニューメイク」と呼ばれる無色透明の熟成前の原酒を試飲できます。                                                    
ウイスキーはちょっと難しそう、と思っている方も、わかりやすい案内と、木に囲まれた居心地の良い空間によって、ツアーが終わるころには、ウイスキーの完成が待ち遠しく思えてくるのではないでしょうか。                            
貯蔵庫。ウイスキーはここで静かに熟成されていきます。
原料の大麦 1回の蒸溜で一袋1000㎏を使用します。
ニセコ蒸溜所 公式サイトはこちら
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