【イベント終了いたしました】大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2024【新潟県十日町市・津南町】

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イリヤ&エミリア・カバコフ「棚田」(Photo by Nakamura Osamu)

大地の芸術祭とは?

草間彌生「花咲ける妻有」 (Photo by Nakamura Osamu)
自然を舞台にした芸術祭、それが「大地の芸術祭」です。
世界最大級の国際芸術祭であり、日本中で開催されている地域芸術祭のパイオニアである「大地の芸術祭」。越後妻有地域(=大地の芸術祭の里)を舞台に、豊かな四季が巡る里山で1年を通して作品を展示しています。
大地の芸術祭は2000年から始まり、20年以上続いている現代アートの祭典です。1年を通して、約200点の作品を楽しめるだけでなく、季節ごとのプログラムやツアーを開催しており、アート作品や旧小学校でのお食事やご宿泊もできます!


〇開催期間: 2024年7月13日(土)~11月10日(日)
 ※全期間を通じて、火・水曜日定休(一部作品施設は通常営業)

〇開催時間:10:00~17:00(10・11月は10:00~16:00)
 ※各作品によって公開日・公開時間が異なる場合あり

〇開催地: 越後妻有地域 (新潟県十日町市、津南町) 760平方キロメートル

大地の芸術祭を代表するスポットをご紹介♪

「”五感全開”里山の自然とアートを楽しもう」をテーマに、作品数311点(うち新作・新展開:85点)、作家数41の国と地域、275組(うち新作・新展開:16の国と地域、100組)ありますが、一押しの作品をご紹介します!

〇十日町エリア〇

越後妻有里山現代美術館 MonET(モネ)

レアンドロ・エルリッヒ「Palimpsest; 空の池」(Photo by Kioku Keizo)
「大地の芸術祭」の里の拠点として「越後妻有里山現代美術館 MonET(モネ)」は
常設作品の入れ替えを行い、2021年7月22日にリニューアルオープンしました。
名和晃平、中谷ミチコ、目などの著名な新作作家の作品が並ぶ、大地の芸術祭越後妻有に来たら必訪の場所です!

〇営業時間: 9:30~18:00(最終入館17:30)
※休館日:祝日を除く火曜、水曜

モネ船長と87日間の四角い冒険

MonETの回廊や明石の湯エントランスを使った、今回展のMonETオリジナル企画。国内外の作家が参加し、池の周りで繰り広げられるのは「モネ船長」の “冒険と遊び ”!? たとえばスリル満点の《阿弥陀渡り》や、パターゴルフ、巨大彫刻など、楽しみながら体験できる作品が盛りだくさん。夜間はライトアップされ、昼とは異なる静謐な世界観を味わうことができます。

〇営業時間: 9:30~18:00(最終入館30分前)

※7月13日~9月30日の土日祝、8月15日・ 16日 18:00~20:00(最終入館30分前)は、夜の体験プログラムあり

※明石の湯館内作品《The Long and Winding River (tunnel and table)》《理想の田舎》は、9:30~21:00まで
「阿弥陀渡り」 原倫太郎+原游(イメージ画像)

鉢&田島征三 絵本と木の実の美術館

田島征三「鉢&田島征三 絵本と木の実の美術館」 (Photo by Akimoto Shigeru)
山と山に囲まれた場所に鉢という集落があります。その中心にある小学校は廃校になりましたが、鉢集落の人々と絵本作家・田島征三によって小さな美術館になりました。カラッポになった校舎を舞台に、最後の在校生と学校に住みつくオバケたちとの物語が、絵本『学校はカラッポにならない』となり、その物語が校舎いっぱいに広がります。体験型の“空間絵本”美術館として、訪れる人を楽しませています。みんなの笑い声を食べるトペラトト、夢をぺしゃんこにするドラドラバン。学校にひそむたくさんのオバケたちに会いに来ませんか?

〇営業時間: 10:00~17:00(2024年11月25日まで)
※10月以降は10:00~16:00
※休館日は祝日を除く火水
※冬季休館:11月末~4月下旬
※臨時休館は2024年7月9日~12日
田島征三「鉢&田島征三 絵本と木の実の美術館」 (Photo by Akimoto Shigeru)
田島征三「鉢&田島征三 絵本と木の実の美術館」 (Photo by Akimoto Shigeru)

〇松代エリア〇

まつだい雪国農耕文化村センター「農舞台」

「都市と農村の交換」というテーマのもと、地域の資源を発掘し発信する総合文化施設です。食、イベント、体験などのプログラムを通して、松代の雪国農耕文化を体感できます。 土地の大半を山が占め、世界でも有数の降雪量を誇る十日町市松代。1000年を越える松代の農耕文化は、厳しい自然との知恵比べでした。山間に田んぼを切り開き(棚田)、川の流れを変えて田んぼを耕し(瀬替田)、地滑りの跡地に植林をする。そんな自然と一体となった暮らしの積み重ねが、世界に誇れる里山、農村へとつながっています。まつだい「農舞台」は、このような暮らしを発掘し発信する、雪国農耕文化とアートのフィールドミュージアムです。 オランダの建築家グループMVRDVが設計した建物は、建物や部屋それ自体が、複数の作家がデザインしたアート作品になっています。
草間彌生「花咲ける妻有」 (Photo by Nakamura Osamu)
イリヤ&エミリア・カバコフ「棚田」(Photo by Nakamura Osamu)

惑星トラリス in 奴奈川キャンパス

「惑星トラリス」BankART KAIKO 2023(イメージ画像)
“音楽と覗き穴 ”、“意識の雲 ”……とある惑星を具現化する
あちこちから奏でられる音楽や、色とりどりに降り注ぐ雨。無数の覗き穴から見える懐かしい集落の風景に、目を覆うほど鮮やかな色の世界。そこは、竹を素材にサウンドオブジェを創作する松本秋則と、猫をモチーフにした作品で知られる松本倫子が生み出す、架空の惑星「トラリス」。想像力を刺激する多彩なオブジェが集う世界が広がります!

〇公開期間: 2024年7月13日~11月10日
〇営業時間: 10:00~17:00(10、11月は16:00まで)
※休館日は祝日を除く火・水、9月7日および冬季

〇中里エリア〇

清津峡渓谷トンネル/Tunnel of Light

マ・ヤンソン / MADアーキテクツ「Tunnel of Light」(Photo by Nakamura Osamu)
アートなトンネルをお楽しみください!
2018年の大地の芸術祭にて、中国の建築家集団「マ・ヤンソン / MADアーキテクツ」のアート作品として改修され、トンネル内部の大幅なリニューアルに加えて、エントランス施設も設置。自然の「5大要素」(木、土、金属、火、水)を利用しながら、建築的な空間とアーティスティックな雰囲気をつくりだし、この歴史あるトンネルを変容させました。
黒部峡谷・大杉谷とともに日本三大峡谷の一つとして知られる清津峡は、
雄大な柱状節理の岩肌とダイナミックな清津川の景観が素晴らしく、訪れる人々に深い感動を与えます。

〇営業時間: 8:30-17:00(最終受付16:30)(冬季9:00~15:30)
※事前予約期間:すべての土・日・祝日、8月2日、8月13日~8月16日、10月21日~11月8日の平日
※繁忙期(GW、連休、お盆、紅葉シーズン)は事前予約が必要です
※エントランス施設は11月30日まで営業(冬季休業)
※降雪状況等により臨時休業の場合あり

移動に便利な「YukiMo!(Yukiguni Mobility)」はいかがですか?

越後湯沢駅~清津峡~十日町駅まで期間限定で新しい快速便(バス)が走ります!
清津峡入口(バス停)から清津峡の2㎞ある移動もラクラク!清津峡を訪れた後はそのまま十日町へ周遊できる大変便利なルートとなっています。また、MaaSパスでバスが乗り放題にもなりますので、ぜひYukiMo!を利用し大地の芸術祭をご堪能ください♪
なお、事前予約制になっているため、詳細については以下の公式サイトにて内容をご確認ください。

〇運行期間: 7月13日~11月10日
〇チケット販売場所: 雪国観光舎(越後湯沢駅西口)、清津峡観光案内所(清津峡渓谷トンネル手前)、十日町市総合観光案内所「Tocco(十日町駅西口)」
YukiMo!について詳しくはこちら

〇川西エリア〇

Nakago Wonderland ーどうぶつ達の息吹と再生

中里繪魯洲「くるくるさんば」 (イメージ画像)
心の癒しや開放的な自然とのつながりを感じる機会をもつことで、コロナ禍からの脱却を経た新しい活力を。そんな思いから展開される、ナカゴグリーンパークの広大な芝生を主な舞台にした企画展。ユニークかつユーモアあふれる「動物」をモチーフとした作品群を中心に、ワークショップやパフォーマンスなど観客参加型の作品も登場します。

〇公開期間: 10月6日まで
〇営業時間: 10:00~17:00(10、11月は16:00まで)
※休館日:祝日を除く火曜、水曜

〇津南エリア〇

津南エリア(新潟県津南町)は、新潟県の南端、長野県の県境に位置しています。南に苗場山を有し、南北に流れる信濃川とこれに合流する志久見川・中津川・清津川の河川に沿って、最高9段の雄大な河岸段丘が形成されています。冬の豪雪の一方で、夏は涼風に恵まれ、高原性のさわやかな気候が続きます。このような地形、気候条件は、稲作のほかに、花卉、人参、アスパラ、とうもろこしといった畑作物の栽培も可能にしています。町の各地に縄文時代からの遺跡がみられ、河岸段丘を利用して先史時代より人々が生活を営み文化を築いてきたことがうかがわれます。

アケヤマ -秋山郷立大赤沢小学校-

[監修]深澤孝史[会場構成]一般社団法人コロガロウ佐藤研吾(イメージ画像)
1924年、義務教育免除地の悲願の学校として生まれた大赤沢小学校が、2021年に廃校となりました。その歴史を引き継ぎ、生まれ変わった「アケヤマ」は、秋山の語源でもあり、山の共有地を意味する「明山(あけやま)」から命名されました。同地の調査をつづける深澤の監修のもと、「人間の生活の力をふたたび手に入れるための学校」として、住民、研究者、アーティストなどさまざまな人たちと「共有地」の技術や信仰を学び実践する取り組みを行なっていきます。

〇営業時間: 10:00~17:00(10月・11月は16:00まで)
※休館日: 祝日を除く火曜、水曜定休および冬季

上郷クローブ座レストラン

上郷クローブ座レストラン (Photo by Yanagi Ayumi)
EAT&ART TAROプロデュースでスタートした「上郷クローブ座レストラン」。津南産の旬な食材を使った料理を、地元女衆(おんなしょ)が明るく楽しくお芝居風に提供するフォーマンスレストランで、雪国の暮らしを描いた江戸時代のベストセラー『北越雪譜』をモチーフに、期間限定のオープンです!
なお、レストランの空き状況や予約については以下のサイトでご確認ください。
「上郷クローブ座レストラン2024」空き状況と予約についてはこちら

オフィシャルツアーも便利です!

オフィシャルツアーは5コースごとに異なるエリア・作品を巡るので、各コースを組み合わせて、全エリアを網羅することができます。公共交通機関を利用してお越しの方にもおすすめです!

●1日コース(ガイド付き)
オフィシャルガイドが芸術祭の取り組みや地域について、作品の背景などをお話します。地元の食材を使ったランチも楽しみの一つです。

●半日コース
午後12時に出発する、ガイド・食事がつかないお手軽なコース。
午前にまつだい「農舞台」フィールドミュージアムを楽しんでから、午後の松代/松之山の作品鑑賞がおすすめです。

※その他にもコースがありますので、詳しくは公式サイトにてご確認ください
大地の芸術祭2024 オフィシャルツアーについて詳しくはこちら

作品鑑賞パスポートをゲット!

会期中公開する300点以上の作品を鑑賞できる作品巡りの必需品であるパスポートは、大地の芸術祭公式サイト・主要施設のほか、十日町市総合観光案内所(十日町駅西口内)や松代・松之山温泉観光案内所(まつだい駅内)で発売していますので、列車で十日町駅に来る方にも大変便利です!
また、地域内の飲食店や温泉で使える特典も盛りだくさん♪

〇会期中(7月13日~11月10日): 一般4,500円/小中高2,000円/小学生未満無料
※いずれも税込みとなります
別売りのガイドブック(税込1,200円)とガイドマップ(税込300円)は作品巡りにとても便利です
黄色いパスポートもお洒落ですね
作品鑑賞パスポートについて詳しくはこちら
画像提供:(一社)十日町市観光協会

アシスト付き自転車「里山E-バイク」で、里山を駆け巡りましょう♪

こちらが里山E-バイク!
里山E-バイクで十日町の自然を満喫しませんか?
市内に点在する大地の芸術祭作品を巡るには、移動手段選びが大切です。
スポーツタイプの里山E-bikeは、パワーのあるアシスト機能が特徴。太めのタイヤは安定感もあり、坂道の走行ではアシストのパワーを実感できます。最大約70キロメートルの走行も可能なので、広域をめぐって1日たっぷりアート巡りサイクルが楽しめます。

〇貸出場所
・十日町市総合観光案内所(十日町駅西口)
・松代・松之山温泉観光案内所(まつだい駅に直結する、道の駅まつだいふるさと会館内)
※安全面から十日町・川西・中里エリアと、松代・松之山エリアは自転車で行き来できませんのでご了承ください。

〇車種
Panasonic ハリヤ(Hurryer)
「里山サイクリング」について予約及び詳しくはこちら
十日町市は夏や秋の大地の芸術祭のほか、春は新緑、冬はスノースポーツと四季を通じて楽しいアクティビティがたくさんありますので、ぜひ、みなさんも訪れてみてくださいね!
※本記事の内容・サービス等は変更している場合があります。

移動に便利な「YukiMo!(Yukiguni Mobility)」はいかがですか?

越後湯沢駅~清津峡~十日町駅まで期間限定で新しい快速便(バス)が走ります!
清津峡入口(バス停)から清津峡の2㎞ある移動もラクラク!清津峡を訪れた後はそのまま十日町へ周遊できる大変便利なルートとなっています。また、MaaSパスでバスが乗り放題にもなりますので、ぜひYukiMo!を利用し大地の芸術祭をご堪能ください♪
なお、事前予約制になっているため、詳細については以下の公式サイトにて内容をご確認ください。

〇運行期間: 7月13日~11月10日
〇チケット販売場所: 雪国観光舎(越後湯沢駅西口)、清津峡観光案内所(清津峡渓谷トンネル手前)、十日町市総合観光案内所「Tocco(十日町駅西口)」
YukiMo!について詳しくはこちら
写真提供: (一社)十日町市観光協会

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