富山県 【大牧温泉観光旅館】 第24弾 湯守に聞く「地・温泉」の魅力
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「THE ONSEN」の魅力に迫る!
「湯守」とは…
船でしか行くことのできない秘境の一軒宿 大牧温泉観光旅館
自然に囲まれ、古き良き日本の原風景が残る南砺市
「有名な観光スポットは世界遺産『相倉合掌造り集落』です。約100~350年前の合掌造りが立ち並び、五箇山の歴史的風景を今に残す、貴重な集落です。季節によって楽しめる風景が変わり、特に冬は集落全体が雪に覆われ神秘的な風景を見ることができます。また隣の砺波市はチューリップの球根栽培面積が全国ナンバー1の美しい街です。春に『となみチューリップフェア』が開催される『砺波チューリップ公園』では見渡す限りチューリップを見ることができます。」
約840年の歴史を持つ「大牧温泉」
「大牧温泉の開湯は1183年です。倶利伽羅峠の戦いに敗れた平家の武将・藤原賀房が源氏の追撃を逃れ、大牧の辺りをさまよっていたとき、河畔から湧き出る温泉を発見しました。その湯を口にし湯あみをして創傷の身を治したのが始まりと言われています。しかし1930年に、小牧ダム完成とともに湖底に大牧温泉は沈んでしまいます。そこで多くの村人から愛された温泉を何とか続けようと、豊富に湧き出る源泉を高台に引き上げ、現在地に建物を新築し、1931年から『大牧温泉観光旅館』として営業を再開しました。」
万病に効果のある湯治場
「無色透明で、塩化物泉と硫酸塩泉が混ざったお湯なので少し硫黄のにおいがします。湧出量は毎分360リットルと豊富で源泉掛け流しです。すり傷、皮膚病、胃腸病などに効能があり、塩化物泉であるため毛穴に塩分が入ってふさぐことで、温まったら冷めにくいのが特徴です。庄川の中心地から湧き出る高温の源泉・庄川清流温泉は肌ざわりがやわらかく、体を芯からあたためてくれます。」
良質な源泉を誇る絶景の天然温泉
「男性用の露天風呂は原生林に包まれた開放的な岩組みとなっており、自然に抱かれたような気分を味わうことができます。鳥のさえずりや草木が風にそよぐ音を聴くことができ、まるで森の中です。カモシカなどの動物が姿を現すこともあります。
女性用の露天風呂は庄川の流れと峡谷の景観を楽しむことができます。大きな湯船と岩肌をくり抜いて造られた小さな湯舟、2つの天然温泉です。
中浴場は湖の湖面にほど近い高さにあり女性用です。大きく作られたガラス窓から他の場所とはまた違った絶景を楽しんでいただけます。
テラス風呂ヒノキで作られており男性用です。眼前に広がる庄川峡は圧巻です。夜は霧が立ち込めるときもあり幻想的な雰囲気を醸し出します。」
壮大な四季折々の景色
「春は山峡が新緑に包まれ、雪割草、かたかご、しゅんらんなどがの山野草が花を咲かせ、ウド、ゼンマイ、タラノメ、ワサビなどの山菜が一斉に芽吹きます。
夏は湖面がエメラルドグリーンに変わり、秋には山峡の紅葉が写るのが素晴らしいです。冬は山峡に雪が降り積もり白銀の世界が広がります。渡り鳥が飛来し、断崖には日本カモシカが姿を現したりもします。」
滞在中に楽しめるアクティビティ
「敷地内の一級河川・庄川の釣り場からウグイやニジマスなどが釣れます。宿では釣り道具も用意しているので、手ぶらでお越しいただいても釣りを楽しめますよ(釣り道具のレンタルは有料:エサ付き1セット1000円)。のんびり温泉に入り、豊かな自然を眺めてゆったり過ごしつつ、釣りをしてみるのはいかがでしょうか?」
日常の喧騒を離れ、何もしない 静かな贅沢な時間
「山の中にある静か佇まいの一軒宿ですので、日常の喧騒を離れ、非日常を感じていただきなら滞在されるのオススメです。チェックイン後には温泉で日頃の疲れを癒していただき、渓谷の景色が見えるお部屋でご夕食までくつろいでいただけます。お料理は日本海の氷見港から揚がった海の幸と、季節の山の幸を使った会席料理です。露天風呂とテラス風呂は21時まで、大浴場と中浴場は24時間入浴していただくことができるので、お休み前にもう一度温泉に入っていただくのもオススメです。
また夏場などの暖かい期間は釣りもオススメです。チェックイン後や早朝に釣りをされているお客様が多いですね。」
自然に抱かれた穏やかな時間
「大牧温泉観光旅館は船でしか行くことのできない秘境の一軒宿です。温泉は43度と熱いお湯が魅力で、塩化物泉が含まれるのでじっくり体を温めることができます。ぜひ日頃の疲れを癒しに大牧温泉までお越しください。」
渓谷の爽やかな景色を望める旅館
古き良き歴史が残る大自然に囲まれた「大牧温泉観光旅館」で癒されてはいかがでしょうか?
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●所在地
〒932-0371 富山県南砺市利賀村大牧44
●アクセス
砺波駅より徒歩5分表町から加越能バスに約40分乗車後、庄川峡遊覧船乗り場から遊覧船に約30分乗車
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◆次回予告◆
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