富山県【小川温泉元湯 ホテルおがわ】 第22弾 湯守に聞く「地・温泉」の魅力

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「THE ONSEN」の魅力に迫る!

旅行の楽しみといえば、その土地ならではのグルメや季節ごとに表情を変える絶景、あとはやっぱり「温泉」ですよね!東日本各地に「地・温泉」と呼ばれる、その地に根差し地元の人に昔から愛されてきたお湯があることはご存知でしょうか?かつては湯治場として、そして現在も人々を癒す温泉宿の数々。身も心も温まる「地・温泉」の魅力をインタビュー形式でご紹介します!

「湯守」とは…

「お湯を守る」と書いて「湯守(ゆもり)」。言うなれば、温泉の管理人です。お湯の量や温度などを管理する役割を担っています。本企画で紹介する「地・温泉」の湯守たちが誇る、各地に根付いた伝統的なお湯は長い歴史の中で彼らによって守られているのです。

山あいの露天風呂を満喫できる「小川温泉元湯 ホテルおがわ」

今回紹介するのは、富山県の「小川温泉元湯 ホテルおがわ」。湯守の相川さんにお話をお伺いしました。

歴史ある「子宝の湯」「湯治の湯」

ー楽しむことのできる温泉の特長や効能などを教えてください。

湯守 相川さん
小川温泉の泉質は「炭酸水素塩泉」。浴用効果としては、神経痛・リュウマチ・婦人病・冷え性・不妊症・痔疾に良いとされ、飲用効果としては、胃腸病・便秘・糖尿病、吸入効果としては、慢性気管支炎・咽喉などに良いとされ、保温効果バツグンの温泉でございます。また、古くから小川の湯に入れば子宝に恵まれるとの言い伝えがあり近郷の人々から子宝の湯として信仰を集めまております。隣にあります不老館の薬師堂にて子宝祈願も行っております。
ー大浴場と4つの露天風呂、それぞれの違いや楽しみ方を教えてください。

湯守 相川さん
屋外にある混浴の洞窟野天風呂と女性専用蓮華の湯はホテルより750mと離れております。洞窟風呂は湯の華が凝固して出来たもので周囲幅18m高さ20mが小川温泉の石灰華として朝日町の天然記念物に指定されております。蓮華の湯はお湯に浸かりながら周りの景観と森林浴を楽しんで頂ける野趣あふれる野天風呂です。露天岩風呂・檜桶露天風呂・大浴場は目の前の小川のせせらぎの音に癒されながらお楽しみ頂けます。
ー越中四名湯という記載もありましたが、歴史ある温泉なのですか。小川温泉の歴史を教えてください。

湯守 相川さん
小川温泉は、元和三年(一六一七年)に開湯、富山いで湯風土記によると江戸時代の記録類から「小川」「山田」「大牧」「立山」の4温泉は何れも薬効で知られた温泉であると記載されております。 ホテルおがわは、明治19年(1886年)に創業 お湯の良さが評判を呼び、泉鏡花が小説「湯女の魂」の舞台として描き、竹下夢二が湯に浸かりに来るなど文化人にも愛された温泉で御座います。

温泉以外の楽しみ方は?

ー夕、朝食それぞれどのようなものを楽しむことができますか。山間の宿というイメージもありますが、HPを見ていると海の幸も楽しめるのでしょうか。

湯守 相川さん
富山湾の宝石白海老を始め春先は蛍烏賊、冬は鰤やカニ等天然の生簀である富山湾の新鮮な海の幸、渓流釣りにも絶好の土地柄岩魚の塩焼きなどお楽しみいただけます。
ー宿周辺のおすすめの観光スポット、楽しみ方はありますか?

湯守 相川さん
観光はあさひ舟川の春の四重奏・ヒスイ海岸がおススメです。

ご紹介いただいたあさひ舟川の春の四重奏・ヒスイ海岸周辺の情報はこちら

湯守のこだわりとは?

ー最後に、湯守としてのこだわりや思い、お客さまへのメッセージをお願いします。

湯守 相川さん
山の中の一軒宿、当温泉にて日頃のお疲れを癒しつつ小川のせせらぎの音を感じながら静かな時間をお楽しみくださいませ。

ぜひ「小川温泉元湯 ホテルおがわ」へ

いかがでしたでしょうか?今回は富山県の「小川温泉元湯 ホテルおがわ」について、詳しくお話をお伺いしました。
川沿いのお宿でゆっくりと温泉を楽しみに足を運んでみてはいかがでしょうか?

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◆次回予告◆

連載、湯守に聞く「地・温泉」の魅力 では、今後も東日本の「地・温泉」の魅力を皆さまにお届けします!次回以降もお楽しみに♪
「地・温泉」について、詳しく知りたい方は下記のリンクボタンよりご確認ください。
JR東日本HP「地・温泉」
取材協力:ホテルおがわ

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