【越前市】名物「あべかわ餅」~福井で最も歴史のあるお餅屋

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皆さんは福井県の和菓子といえば、どのようなイメージがあるでしょうか?福井県に訪れた事のある方は、お土産の定番「羽二重餅」や冬の風物詩「水ようかん」を思い浮かべるかもしれません。
実は全国有数のお餅消費量を誇り、各地で餅文化が根付く福井県。かつて紫式部が暮らしたまち越前市の武生駅近くに、全国からも訪れる人気のお餅屋「四季の餅 あめこ」があります。
老舗らしい外観

1782年(天明2年)創業の名物「あべかわ餅」

とある休日、名物の味を求めて武生へ出かけてみました。日曜日ともなると、お昼頃には売り切れるかも・・・ との情報もあり、ドキドキしながらの初訪問。
江戸時代の中期、1782年(天明2年)創業の老舗らしい建物で、扉を開けると木製のショーケースがあります。時間的にやはり商品が少なくなっていましたが、一番人気の定番商品「あべかわ餅」を無事手にすることができました。
「あべかわ餅」は、地元福井県産のもち米を利用した柔らかいお餅に自家製の黒蜜、香ばしいきな粉でちょうど良い甘さと食感の味わえる伝統の一品です。


実際のお味は?

私もお土産用を購入して食べてみました。
控えめな甘さながらにきな粉と黒蜜が程よくマッチし、もちもちした食感は幸せな瞬間でした。小腹の足しにもちょうどいい分量です。

定番商品もオススメ!

あめこの名物をさらにご紹介します。お餅屋さんといえば大福、シンプルに大福を食べてみたいそんな方には大福三種がおすすめ。大きくあんこぎっしりの豆大福に、くるみをふんだんに使い風味が口いっぱいに広がるくるみ大福、きなことの相性抜群のよもぎ大福がセットで食べることができました。
お土産用あべかわ餅と大福三種

伝統と挑戦

海外で生活を送っていた経験もある13代目のご主人は、先代から引き継いだ伝統の味を守り続ける一方、新商品の開発などに挑戦し続けているそうです。
何度も食べたくなるお餅をもとめて、皆さんもぜひ武生に訪れてみてください。
四季の餅 あめこ 公式サイトはこちら
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