2024年 魅力再発見!もっと函館を知ろう【旧函館区公会堂】

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旧函館区公会堂外観

明治の函館を象徴する洋風木造建築

函館山からの美しい夜景、異国情緒溢れる歴史的建造物の数々。
そんな魅力あふれる函館の町の代表的な名所の一つ、旧函館区公会堂。今回は、旧函館区公会堂の歴史と魅力についてご紹介していきます。
函館山のふもとにある坂のひとつ・基坂(もといざか)の先に見える旧函館区公会堂は、1907年(明治40年)の大火によって焼失した町会所の代わりに、函館の豪商相馬哲平や住民からの寄付などを元手に、1910年(明治43年)に住民の集会所・商業会議所の事務所として建てられました。
西洋スタイルを日本の技術で表現した、明治洋風木造建築の代表的建物であり、1974年(昭和49年)には国の重要文化財に指定され、1983年(昭和58年)から一般公開されています。

気品ある華やかな家具や調度品

御座所
2階には、演奏会や展覧会の際に使用された大広間の他、貴賓室があり、完成の翌年1911年(明治44年)には、当時の皇太子殿下(のちの大正天皇)が宿泊された他、1922年(大正11年)に摂政宮殿下(のちの昭和天皇)、1989年(平成元年)には当時の天皇皇后両陛下の北海道行啓時にも使用されました。
貴賓室には、外国製の壁紙やシャンデリア、暖炉などが用いられていて、とても高貴な雰囲気です。

明治のハイカラ文化を体験してみませんか

バルコニーからの景色は絶景です。
館内では、ドレスやハイカラさん風衣裳を着用して、自分のカメラやスマートフォンで写真撮影をすることができます。バルコニーから眺める海や町の景色がとても美しいので、お好みの衣裳に着替えたら、2階のバルコニーに出て優雅な気分に浸ってみてはいかがでしょうか。
旧函館区公会堂公式HPはこちら
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