予約がおすすめ!金沢駅周辺で日本酒をたのしめる居酒屋『酒粋醍醐』

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全国の日本酒揃っています

金沢駅から徒歩約8分

金沢駅周辺で『美味しい日本酒』を楽しみたいなら酒粋醍醐(しゅすいだいご)がおすすめです。富山にも2店舗、北陸で計3店舗運営するこちらのお店には、全国の美味しい日本酒が揃っています。お座敷もカウンター席もありますが、人気店の為予約がおすすめです。(筆者が訪れたときも、満席で諦める人が続出していました。)

北陸3県のお酒もそろっています。

メニュー(メニューにないお酒も沢山あります。)※メニューや価格は2024年7月時点のものです。変更になる場合がございます。
富山のお酒は勝駒、林など北陸に住んでいる人でも『おっ!このお店、勝駒と林あるんだ!』と歓喜するような銘柄もそろっています。(この2つは小さな酒蔵なので、作られる量も少ないのです。)
勝駒だけでここまでのラインナップ…!(すごい…)※メニューや価格は2024年7月時点のものです。変更になる場合がございます。

独断と偏見で北陸編集部がおすすめする富山のお酒

①勝駒(富山県高岡市:清都酒造場)日本酒ってこんな美味しいものなんだ!と思える、初心者さんにもおすすめなお酒。もちろん日本酒好きな人にもおすすめです。文字にするのが難しい、そんな味なので飲んだ事の無い人にはオススメして『どう表現するんだろう?』と感想を聞いています。(北陸編集部:O)

②幻の瀧(富山県黒部市:皇国晴酒造)黒部峡谷鉄道の社員の方におすすめしていただいた銘柄で愛称は『まぼたき。』(酒造の名前がとても神々しい感じのところも好きポイントです。)黒部の名水で仕込まれていて、酸味と旨みのバランスが◎(北陸編集部:O)※この日はお店に無くて残念…!


※メニューや価格は2024年7月時点のものです。変更になる場合がございます。
石川と福井のお酒も沢山揃っています!個人的には石川のお酒は米米しさを感じるものが多いように思います。反対に、福井と富山は水水しさを感じるお酒が多い気がします。米米しさを感じるお酒はお肉料理、水水しさを感じるお酒は魚や野菜に合うと思います!(なんの資格も持っていない素人の意見です。)

独断と偏見で北陸編集部がおすすめする石川のお酒

①吉田蔵u(石川県白山市:吉田酒造)スゥーっと入ってくる爽やかですっきりとしたお酒です。ほんの~り微炭酸を感じる気がします!私は石川のお酒で一番好きです。(北陸編集部:O)

②竹葉(石川県能都町:数馬酒造)万能系な感じでどんな人にもどんなお料理にも合わせやすい人当たりの良い(?)お酒です!“ちくよう”ではなく“ちくは”と読みます。(北陸編集部:O)

独断と偏見で北陸編集部がおすすめする福井のお酒

①黒龍(福井県永平寺町:黒龍酒造)福井のお酒でおすすめある?と聞かれて、『黒龍かな。』と答えると『そんなの分かってる。黒龍の他は?』と言われることが多くて最近はおすすめ聞かれても『黒龍』って言えなくなってきました。ネームバリューも実力も王者感があります。(北陸編集部:O)

②早瀬浦(福井県美浜町:三宅彦右衛門酒造)福井県でも南の方、嶺南のお酒です。飲みごたえありつつも綺麗さと両立している感じです。お魚と一緒に楽しむのがおすすめっ!(北陸編集部:O)
黒龍も別メニューあり!すごい品揃え※メニューや価格は2024年7月時点のものです。変更になる場合がございます。

料理とのペアリングも最高…!

酒の肴三兄弟
日本酒に合うお料理も沢山そろっています。おすすめは酒の肴三兄弟!蟹身や蟹みそ、甘えびなどが昆布焼きにされた超~日本酒に合うおつまみです…♪
夏におすすめ!冷やし金沢おでん
女子ウケしそうなビジュアルで登場した冷やしおでん。ズッキーニやトマトなどの夏野菜を美味しい出汁ジュレと共に味わえます…!醍醐金沢店には利酒師が複数名在籍しているので、『このお料理に合う、北陸のお酒を出してください』とオーダーすれば素敵なチョイスをしていただけますよ。

北陸編集部がこの日飲んだお酒

この日は飲んだ事の無いお酒を飲んでみよう!という目的で訪問したので(筆者、北陸の酒蔵ほぼ制覇しているので)北陸外のお酒ばかりですが、どんなオーダーをして、どんなお酒を出していただいたのか、醍醐の雰囲気が伝われば…!と思い紹介していきます。
田中六五(左)W(右)
まず一杯目は知人にオススメされた『田中六五(福岡県糸島市:白糸酒造)』をオーダー!「田中さんが作っているのかな~?」と話していたら店長が由来を教えてくれました。『田中六五』は蔵元の苗字である田中に加えて、田んぼの中に蔵が建っている事から。「六五」は精米歩合65%をあわらしていて、その名が付けられたそうです。カウンター席に座ると店員さんとの距離が近いので色々教えてもらえて勉強になりますっ!

『W(岐阜県飛騨市:渡辺酒造店)』は目の前のショーケースを眺めていて“あそこのピンクと黒の可愛いラベルの…”とオーダー!田中六五の後だったので、こちらも由来を聞いてみることに。「W」は渡辺酒造店の=“Watanabe”、世界=“World”、笑い=“Warai”のトリプルWを意味しているんだとか!とてもとても甘いお酒でした!
亀齢(左)ひと夏の恋(右)
続いてのオーダーは自分の好みを伝えることにしました!「吉田蔵uがとても好きなのですが、そんな人におすすめのお酒ありますか?」と伝えると出てきたのは『亀齢((長野県上田市:岡崎酒造))』きれいと読むそうです!漢字がなんともおめでたい感じ。スッと沁みる透明感!が第一印象でした◎美味しい…!

お次は「夏らしい感じ」という雰囲気オーダー。何が出てくるのかワクワクしていると登場したのは「かわいーーーっ!!」と女子が盛り上がる♡入りのラベルのお酒『ひと夏の恋((宮城県柴田郡川崎町:新澤醸造))』。フレッシュ!酸味はありつつも優しい感じがしました。いい意味で引きずらない、まさにひと夏の恋…。(笑)
春鹿(左)貴(右)
この日はカウンター席だったのでお隣の人とも仲良くなりました。聞けば出張で奈良から来ているとか!せっかくなので「奈良のお酒」をおすすめしていただきました。『春鹿((奈良県奈良市:春鹿酒造))』奈良らしい名前です。春日大社の「春日」と鹿を神とみなして名付けられた酒蔵名を冠にした銘柄で、結構どっしりな感じ。力強さを感じました。

続いて以前から知人におすすめされていて気になっていた『貴(山口県宇部市:永山本家酒造場)』を注文。飲んだ瞬間「これ好き!!」とにんまり笑ってしまうほど美味しかったです。爽やかでやわらかい風みたいなお酒で、フルーティー!ほんのり甘くて旨み抜群!!澄みわっているというか、うまく表現できないのですが透明感がすごかった…!身体に馴染む。そんなお酒でした。暫定人生ベスト3に入る…。
みむろ杉(左)早瀬浦(右)
貴の美味しさに感動している様子を見て、奈良出身のお兄さんが「みむろ杉好きだと思う。」とさらにオススメを教えてくれました。早速注文!『みむろ杉(奈良県桜井市:今西酒造))』こ、これは…お兄さんナイスチョイスです。ドンピシャ直球ど真ん中ストレートで私の好みでした!黒龍、吉田蔵が好きな人は、貴とみむろ杉も気に入ると思います。なんだろう、甘い旨みがパァァって神経通って脳まで行く感じです!!進む進む。どこまでも進むお酒…。これ、洋食にも合うと思います。フルーツで言うとなに?と聞かれても少々困る…。白ぶどうっぽい?桃っぽい?りんごっぽい?断言できない…。これがこの日のNo.1でした。拍手。

そして今日の〆は「早瀬浦(福井県美浜町:三宅彦右衛門酒造)」赤いラベルの早瀬浦初めて見たな~と思っていたら、越前酒乃店はやし限定商品なんだとか!(越前酒乃店はやしと、東京の福井アンテナショップ「291」のみで取り扱っている銘柄のようです。)スッキリとした辛口でやっぱり「早瀬浦うまいな~!」としみじみ。

日本酒の世界へどっぷりつかれるお店

日本酒の飲みレポな記事になってしまいましたが、いかがでしたか?全国どこへ行っても飲める日本酒。その土地の食べ物とのマリアージュを楽しむことはもちろん、色々飲み比べてみることで、「あ~やっぱり地元の日本酒が好きだな~」って良さを再実感したり、日本酒ってとても楽しい趣味ですよね。自分好みの運命の日本酒に会えるかも。そんな気持ちで訪れていただきたい素敵なお店でした。金沢観光の際は是非お立ち寄りください。
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