青森・八戸で地元飯を満喫!地元ガイドと巡る2日間【横丁文化と館鼻岸壁朝市ツアーレポート】

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八戸を代表する横丁風景
青森県南東部に位置する八戸市(はちのへし)は、古くから漁業が盛んな街として栄え、現在でも八戸港は日本有数の漁港として知られています。今回は、漁師町故に発展した横丁文化と日本最大級の朝市【館鼻岸壁朝市】(たてはながんぺきあさいち)を巡り、八戸市に宿泊したからこそ体験できる、観光雑誌にはなかなか載らないとっておきの八戸をご紹介します。

八戸エリアのツアーならACプロモート

今回ガイドをしていただいたのは、八戸・北三陸・青森県南を中心に体験コンテンツを提供している株式会社ACプロモートさんです。八戸を知り尽くしたACプロモートさんに、横丁と朝市を2日間に渡ってご案内していただきました。

今回のツアー以外にも種差海岸でのグランピング体験や、潮風みちのくトレイルでのトレッキング体験も提供しています。
ACプロモートHPより
ACプロモートHPはこちら

【1日目】八戸の横丁文化

ツアー1日目は夜の横丁巡りからスタートです。八戸の横丁文化は、古くから栄えた港町の歴史に根ざしています。八戸港は、北日本の重要な漁港のひとつとして知られ、特にイカやサバなどの水産物が豊富に獲れる港です。この漁業を支えていたのが、多くの漁師や商人。横丁は、漁師や商人たちが日々の仕事を終えた後、気軽に集まることのできる場所として大切にされ、現代でもその流れは受け継がれています。狭い路地に8席ほどの小さな店舗並ぶ独特の空間は、温かさや懐かしさを感じさせ、多くの人が集う場所として八戸を代表するスポットとなっています。
横丁の代表格、みろく横丁の入口
横丁の中でも店舗数が多く代表格とも言えるのが「みろく横丁」です。三日町と六日町を結ぶ横丁であることから三(み)六(ろく)横丁と名付けられました。他にも、北海道の歓楽街として有名な、札幌の狸小路のような賑わいを目指して名付けられた「たぬき小路」、横丁の片側だけにお店が並んでいることから名付けられた「ハーモニカ横町」等、8つの通りそれぞれに、場所にちなんだユニークな名前が付けられています。
JRのポスターにも使われた「たぬき小路」
さて、今回は8つの横丁の中でも選りすぐりの4軒をご紹介します!

昔ながらの雰囲気を楽しめる「洋酒喫茶『プリンス』」

1軒目は「洋酒喫茶プリンス」。言わずと知れた八戸の名店で、昭和の香りが色濃く残る、古き良き時代を感じさせるバーです。店内はレトロな照明に照らされ、たくさんのお酒が並んでおり、昔ながらのバーの雰囲気を味わうことができますよ。地元の常連客も多く、八戸の横丁文化を象徴するような昔懐かしい空間が広がっています。
ネオン看板がお店の目印
洋酒喫茶プリンスの魅力は何と言ってもその、アットホームな雰囲気と、マスターの温かい接客です。洋酒喫茶プリンスではマスターとおしゃべりしながら、お酒を楽しむことができるバー。筆者のおすすめは、八戸を代表する「八戸三社大祭」や「種差海岸」をモチーフにしたオリジナルカクテル。マスターが目の前でシェイクし、つくりたてを提供してくれます。またミントの葉がたっぷり入ったモヒートは、洋酒喫茶プリンスのイチオシ。なんとカクテル類はどれを頼んでも、税込み1杯500円というので驚きです。お店に行った際には、ぜひ飲んでみてくださいね。地元でも大人気のお店ですので、17時の開店と同時に行き、食前酒として楽しむこともおすすめです。ちなみに天井には沢山の名刺が留められており、誰でも自由に名刺を追加して良いのだとか。知り合いの名刺が見つかるかも!?
レトロな装飾と、天井の名刺

Dining居酒屋「貴乃家(きのや)」

2軒目は横丁の代表格、みろく横丁の六日町側の入口すぐのところにある「Dining居酒屋 貴乃屋(きのや)」。八戸プレミアムブレンド「美保野ポーク」を中心としたお肉料理を提供しているお店です。
明るい外装が特徴の貴乃屋
赤い格子の見た目が特徴の店内で、様々なメニューが提供される「Dining居酒屋 貴乃屋(きのや)」ですが、筆者のおすすめは塩鳥レバー!低温調理で中まで火を通しつつ、かつクリーミーであり、まるでチーズを食べているかのような食感です。レバーが苦手な人にも薦めたい一品です!もう一つのおすすめ商品は、その名も「出汁巻かない玉子」。出汁で溶いた玉子を巻くのが一般的ですが、シャレで巻かずに作ったところ、人気メニューになったのだとか。食感はふわふわで、出汁の味がよく効いており、お酒の進む一品ですよ。木を基調としたお店で店内も明るく、女性だけでも気軽に入れるお店です。
塩鳥レバー
だし巻かない玉子

ワインバー「Rencontre(ランコントル)」

3軒目はたぬき小路にある2022年11月にオープンしたオシャレなワインバー「Rencontre(ランコントル)」です。「Rencontre」とは、フランス語で「出会い」を意味し、食材と食材、料理とワイン、そして人と人の出会いの場になるよう願いを込めた店名となっています。こちらのお店ではソムリエの資格を持つマスターが、お客さま一人ひとりの好みに合わせたワインを選んでくれますよ。提供するワインは、地元八戸のワイナリー「澤内醸造」から仕入れをしており、八戸市南郷産のブドウを使用したワインや、青森県産のりんごを使用したシードルなど、地産地消にこだわったラインナップとなってます。
白を基調としたオシャレな店内
数あるお料理のなかで、筆者が一番驚いたのは、お通しで出てきた南部せんべいにつける「味噌」。この味噌は、青森県南地方で昔から食べられている「南蛮みそ」を使ったアレンジソース。トマトと味噌が混ざり合い、ほのかな酸味が南部せんべいとマッチしました。伝統を受け継ぎながら現代に伝えており、青森県の素材を存分に感じることができるお店となっています。
お通しの南部せんべい

魚介系のスープが特徴の「味のめん匠(めんしょう)」

4軒目は八戸らーめんを提供している「味のめん匠(めんしょう)」です。4軒目でお腹いっぱいなのでは?と感じるかもしれませんが、煮干しベースのあっさりとした魚介系のスープが特徴の八戸らーめんは、不思議とするするとお腹に入っていきますよ!「お腹いっぱい、だけどちょっとは食べたい!」という方もご安心ください。店内ではミニサイズもご用意しています。お腹と相談してサイズを決められるのは嬉しいですね♪
煮干しベースのあっさりらーめん
場所は、2軒目でご紹介した貴乃屋の向かい側、みろく横丁の六日町側の入口すぐのところ。どこで飲んでも最後の〆としてアクセスは抜群です。
赤い「八戸らーめん」の看板が目印

夜の横丁でお気に入りのお店を見つけよう!

ツアー1日目は、横丁文化とおすすめのお店を紹介しました。。過去と現代が融合する横丁で、八戸の歴史を感じながら、地元飯に舌鼓を打つ夜はいかがでしょうか。今回ご紹介したお店以外にも横丁には沢山のお店があります。ぜひともご自身でお気に入りの1軒を見つけてみてください。
みろく横丁公式HPはこちら

【2日目】日の出前から始まる朝一館鼻岸壁朝市

続いて2日目の館鼻岸壁朝市(たてはながんぺきあさいち)をご紹介します!八戸の館鼻岸壁朝市の特徴はなんといっても、規模の大きさ!全長約800mに渡っておよそ300店舗以上が並び国内最大規模とも言われる朝市なんです。規模もさることながら、多くの人が集まることから、日本一“カオス”な朝市とも言われているそうです。筆者が館鼻岸壁朝市に到着したのは6時過ぎでしたが、すでに朝市会場は熱気を帯び、早朝とは思えないくらいの人で賑わっていました!
日本最大級の朝市【館鼻岸壁朝市】
朝市と言われると、朝採れた新鮮な魚介類が並んでいる風景を想像する人も多いのではないでしょうか。八戸の館鼻岸壁朝市は一味違います。もちろん、朝採れの魚介類も並んでいますが、そのお店はどちらかと言えば少数派。果物や野菜類、おもちゃや衣類など、他の朝市ではなかなか見ることのできない様々なものが取り揃えられています。もう一つの特徴は、なんと言ってもご当地グルメのお店が大半を占めていること。八戸発祥のせんべい汁やインドカレー、小龍包、焼きたてのパンにお惣菜、そしてスイーツまで!思わず目移りしてしまいますよ。
店頭に並ぶ様々な商品
朝市が開催されるのは、3月中旬から12月末までの毎週日曜日の朝で、冬は中断期間に入ります。開催時間は日の出からだいたい9時頃まで。お店によっては、日が出る前の朝2時頃から準備をはじめるんだとか。また、早い時間から開催しているため、売り切れ次第閉めるお店もあります。8時頃には片付けをはじめるお店もちらほら。一周して買おうと戻った時にはお目当ての商品がもうないなんてこともありますので、欲しい商品を見つけた場合、迷わずその場で買うことをおすすめします!

おすすめグルメ①しおてば

館鼻岸壁朝市で楽しめる、ご当地グルメのおすすめ一品目は大安食堂の「しおてば」です。館鼻岸壁朝市で一番並ぶ、と言っても過言ではない大人気商品で、週にもよりますが、朝の5時には行列が形成されており、しおてばだけを求めに朝市に行く人もいるんだとか。1羽100円とリーズナブルで、目の前で揚がるしおてばは、サクサク食感と絶妙な塩梅で、朝一のお腹でもパクパク食べれてしまいます。他にもからあげや、骨付きもも肉の「しおももた」など揚げたての商品がズラリと並んでいます。
大人気商品のしおてば

おすすめグルメ②クロワッサン

2品目はこちらも行列のパン屋さんアンジェリーナ。店頭には、お店の後ろのキッチンカーで焼いた出来たてのパンが並びます。中でも人気の商品がクロワッサンです。特徴はその大きさで、一般的なクロワッサンの倍はあろうかというサイズで、食べ応え抜群です。サクサクもっちりの食感はコーヒーとの相性もバッチリで、日の出を見ながら食べるモーニングは非日常な体験になること間違いなしですよ。
クロワッサンと焼き立てパン
館鼻岸壁朝市は、空きがあれば誰でも演奏できるライブ会場があったり、ご当地アイドルのライブが開催されたりと、地元の方々のコミュニケーションの場としての一役も担っています。今回、しおてばとクロワッサンはツアーに含まれていたので、行列に並ぶことなく食べることができました。(当日の状況によりご提供できない日もございます)

今回のツアー詳細はこちら

いかがでしたか。今回は、八戸に宿泊したからこそ体験できる「横丁文化」と「館鼻岸壁朝市」のツアーをご紹介しました。八戸を訪れた際には、ぜひこの2つのスポットを巡り、八戸独自の文化を体感してみてください。地元を知り尽くしたガイドと巡ることで、観光雑誌には載っていない八戸の魅力が見つかりますよ。
横丁文化体験
館鼻岸壁朝市

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