2024年版!秋の青森観光は【十和田湖・奥入瀬渓流・蔦沼】の大自然で紅葉狩り

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十和田湖遊覧船 画像提供元:十和田観光電鉄株式会社

遊覧船にレンタサイクルに、早朝散歩!楽しみ方豊富な十和田エリア

夏の厳しい暑さも和らいできて、朝晩は秋の空気も少しづつ感じられるようになりましたね!今年の秋のお出かけ先はお決まりですか?今回は青森県の十和田湖・奥入瀬渓流・蔦沼の紅葉をご紹介します。十和田湖をはじめとする、大自然が広がる十和田エリアには様々な楽しみ方があります。ぜひ旅の参考にしてくださいね。

【十和田湖】穏やかな湖畔でのんびり散策

「神秘の湖」と呼ばれる十和田湖

青森県と秋田県の県境にある十和田湖。湖の最も深いところは約327mもあり、日本第3位の深さを誇るカルデラ湖です。カルデラ湖とは火山活動によってえぐられた大地に長い年月をかけて水が貯まって形成された湖のことです。かつて霊山と呼ばれ、南祖坊の伝説が残る十和田湖は神秘的な空気に包まれています。
十和田湖の紅葉

十和田湖の紅葉の見ごろは?

例年10月中旬から下旬ごろに十和田湖周辺の紅葉がピークを迎えます。見ごろの時期を迎えると周囲の山々が赤く染まり、湖にその姿を映し、まるで絵画のような美しさに心がときめきます。「十和田湖遊覧船」のSNSでも紅葉情報をチェックしてみてくださいね。
十和田湖の紅葉
【X】十和田湖遊覧船

おすすめの楽しみ方は湖上遊覧!

十和田湖を楽しむなら湖上遊覧は外せません!周囲の山々や湖上からの紅葉の見どころを巡る船旅に出発しましょう。紺碧の湖面をゆっくりと進み、のんびり紅葉狩りを満喫することができます。220mにもおよぶ絶壁の千丈幕など、ダイナミックな景観の御倉半島と中山半島の繊細で美しい眺めが魅力的。コースは2種類あり、Aコースは休屋と子ノ口の間を結ぶ片道のコース。Bコースは休屋発着の周遊コースがあります。どちらも所要時間は約50分です。
十和田湖遊覧船 画像提供元:十和田観光電鉄株式会社

十和田湖遊覧船の詳細

●運航コース
・Aコース 休屋・子ノ口航路 
4月26日~10月9日 3往復
10月10日~11月5日 2.5往復
・Bコース おぐら・中山半島めぐり 
4月26日~10月15日 6便
10月16日~11月5日 5便
11月6日~11月18日 4便

●料金
大人1,650円/人、子供(小学生)880円/人
※15名以上で団体割引あり
十和田湖遊覧船

【奥入瀬】奥入瀬渓流の大自然に包まれよう

奥入瀬渓流はミシュラン・グリーンガイドで二つ星に選ばれた青森県の観光名所です。上流の十和田湖「子ノ口」から下流の「焼山」まで約14kmの区間には、渓流に沿って車道と遊歩道が整備されています。上流と下流の標高差は200mありますが、とても緩やかな勾配となっているため、ゆったりと散策をすることができます。道中には苔むした岩や滝などが点在しており、手をのばすとすぐに届くような近さで広がる大自然の絶景に胸を打たれます。
奥入瀬渓流の紅葉

奥入瀬渓流の紅葉の見ごろは?

奥入瀬エリアは9月中旬から朝晩の冷え込みが強まり、10月中旬から葉が色づき始めます。この冷え込みが奥入瀬の紅葉にさらなる色どりを加えるのです。紅葉が最も美しい時期は10月中旬から11月上旬となっています。
奥入瀬渓流の紅葉

奥入瀬渓流の楽しみ方はレンタサイクル!

写真映えスポットをお探しの方は、下流から上流へと散策するのがおすすめ。下から撮った方が川の流れに向かってきれいに映るんだとか。晴れた日に散策すると木漏れ日がキラキラと輝く美しい景色に出会えます。またバスや車で巡るのも良いですが、おすすめはレンタサイクルです!

レンタサイクルを利用すれば、混雑やバスの時刻など気にせずじっくりと時間をかけて満喫できます。今話題の「E-Bike」(スポーツバイクタイプの電動アシスト付き自転車)なども用意があり、登り坂もらくらく漕げますよ♪気になるスポットがあればすぐに自転車を止めて散策に行けたり、お好みに合わせて行動範囲も広げられるので、気ままに奥入瀬渓流を楽しみたい方にはピッタリですね。
紅葉時期の奥入瀬散策

奥入瀬渓流レンタサイクルについて

●基本料金
E-Bike 4時間3,000円(湧水館のみ)、電動アシスト自転車 4時間2,000円、シティサイクル 4時間1,000円
●追加料金
延長30分ごとに300円増し(電動アシスト自転車・シティサイクルに適用)

Web予約は、午前中からの利用開始に限り受け付けしています。
また、Webでの当日予約は受け付けておりませんのでご注意ください。
奥入瀬渓流レンタサイクル

【蔦沼】水面に映る紅葉は圧巻の絶景

十和田八幡平国立公園内には、蔦沼・鏡沼・月沼・長沼・菅沼・ひょうたん沼・赤沼で構成されている「蔦七沼」と呼ばれる湖沼群があります。少し離れた場所にある赤沼を除き、6つの沼を巡る約3㎞の「沼めぐりの小路」が整備されていて、約1時間20分ほどでハイキングすることができます。お時間がなければ、「沼めぐりの小路」の起点となる休憩所から、徒歩約10分の蔦沼を目指すのがおすすめです。
この地区は鳥獣保護区に指定され、バードウォッチングも楽しめるスポットにもなっています。
蔦沼の紅葉

「沼めぐりの小路」を散策して「蔦沼」へ

散策路を歩くと、緑色に苔むした岩々と紅葉の赤のコントラストに心を奪われます。6つの沼の中でも特におすすめなのは「蔦沼」!大きさは周囲1kmほどで、蔦七沼のなかで最大の大きさを誇ります。紅葉の見ごろは10月中旬から下旬。水辺にあるデッキからは紅葉が水面に映し出され、見とれてしまうほど。タイミングが良ければ、野鳥たちのさえずりも聞こえ心が浄化される時間を過ごせるでしょう。

「蔦沼ルール」を守って楽しみましょう

渋滞対策・環境保全に取り組み、美しい蔦沼を次世代に残すため、2024年10月20日(日)~10月31日(木)の蔦沼展望デッキへの入場は協力金の支払いが必要となります。また同期間の午前5時から午前7時30分まで入場は事前予約制です。これからも蔦沼、そして十和田八幡平国立公園の自然を大切にしていくため、この「蔦沼ルール」を守って楽しみたいですね!公式ホームページで詳しい情報を確認してからお出かけください。

協力金について

<早朝に訪れる方>
●徒歩・自転車・タクシーで来訪の方は「蔦沼展望デッキ入場券(2,000円/人)」が必要です。
●自動車・バイクで来訪の方は「蔦沼展望デッキ入場券(2,000円/人)」と「駐車場利用券(1,000~2,000円/台)」が必要です。

<日中に訪れる方>
●徒歩・自転車・タクシーで来訪の方は無料
●自動車・バイク・観光バスは、「渋滞対策・環境保全協力金(1,000~10,000円/台)」が必要です。
蔦沼周辺の入場制限について
※本記事の内容・サービス等は変更している場合があります。
※画像はすべてイメージです。

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