東和エリアで交流体験!岩手県花巻市 【第1回多拠点居住お試しツアー】

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東和町内にある土沢商店街
「多拠点生活してみたいな~」なんて考えたこと、一度はありませんか?コロナ禍を経てフルリモートやテレワークを活用した柔軟な勤務形態が広まっている中、岩手県花巻市では、居住地=拠点を1カ所に限らずに全国色々なところに構える「多拠点居住者」を花巻市に呼び込む取組みとして、全4回の多拠点居住お試しツアーを実施し、その様子を情報発信しています。

第1回目を2024年10月20日(日)から22日(火)までの2泊3日で実施しましたので、ここではツアー企画に携わった*and trip.編集部員が当日の様子や、参加者の声をお届けします!

多拠点居住とは?

今回のツアーでは、「多拠点居住」をこのように定義しました。

“主たる生活拠点の他にも、住宅やアパート、宿泊施設等(以下、「その他の拠点」)を利用しながら、主たる拠点とその他の拠点で、テレワークやハイブリットワークをはじめとする様々な仕事や生活をしていること。”

コロナ禍を経て、出社せずともパソコンさえあればどこでも仕事ができる環境になりましたよね。そのようなテレワーカーに向け、将来的に花巻市を多拠点居住もしくはその先の移住先として選んでいただきたいと考えています。そのために、まずは花巻市の文化やひとを知っていただくツアーを実施しました。そして、参加者が花巻市で体験したことを情報発信し、その情報をご覧になった方が花巻市に行ってみたい!と思い、花巻市に足を運んでいただくことを目指しています。

第1回のツアー行程

今回のツアーは、花巻市のうち「東和エリア」をメインに、以下の行程で巡りました。テレワークを行いながら花巻市の文化やひとに触れていただく内容となっています。
第1回の行程

当日の様子①まずはオリエンテーション

会場となる東和温泉に到着後、参加者の方に自己紹介をしていただきました。今回ご参加いただいた方は実際に多拠点生活をされている方で、どんな経緯で国内・海外問わず多拠点生活をするに至ったのか、拠点として選ぶ際にどういう点を魅力に感じるのかなどをお話いただきました。

花巻市に何度も訪れたことがある参加者の方は、「花巻市の良さは、田舎なこと。新しくすること、おしゃれにすることも良いが、田舎は田舎のままで良い。花巻市にはそれがある。」とお話されました。花巻市の皆さんも「なるほど!」と喜びと気付きを得られた様子でした。
模造紙にメモをしながらオリエンテーション

当日の様子②成島和紙夢灯り展2024秋の陣in成島

オリエンテーションを終えた後は、成島三熊野神社・毘沙門堂で10月18日(金)から20日(日)まで行われていたイベントにも立寄りました。

成島和紙は、花巻市無形文化財に登録されている貴重な文化です。東和町成島地区で350年以上の歴史をもち、「最北の和紙」として知られています。楮の皮を繊維とし、ノリウツギの樹皮から採れる粘液をネリとして原料に使用し、寒中に漉きあげる和紙は素朴で味わいのある独特の紙質です。
当日は成島和紙や、さき織りについて担当されている地域おこし協力隊の方々より解説をいただきながら、実際に和紙を手に取ってみたり、織物体験をしてみたりと、ここでしかできない体験をしていただきました。

成島和紙夢灯り展では、その貴重な成島和紙を使って市民の方々が作ったランプシェードが会場に約400基展示されています。優しく灯される色鮮やかな作品を楽しむことのできる空間でした。
成島和紙のランプシェード

当日の様子③地元の方と土沢商店街ツアー

2日目、最初に訪れたのはJR釜石線土沢駅から歩いて3分ほどにある土沢商店街です。土沢商店街では、毎年「土澤アートクラフトフェア」を実施しており、雑貨やアクセサリーをはじめとした作品が数多く並びます。2024年秋の開催時には2日間で約8万8千人もの方が訪れたのだそう。

この日はそんな土沢商店街周辺を、東和町で移住促進や地域づくり支援に取り組んでいる「東和作戦会議」の方に案内していただきました。東和総合支所をスタート地点に、地元の方に愛される佐藤製菓さんや、味噌や醤油の醸造元である佐々長醸造さん、醤油たこ焼きがポピュラーな松葉商店さんなどへ立寄りながら、東和中学校へと向かいます。「ここの〇〇は絶品だよ!」「〇〇を買うならここがおすすめ!」と、地元の方ならではの情報をいただきながら、約1時間半の街歩きを楽しみました。
土沢商店街の街歩き

当日の様子④「東和創造学」を推進する花巻市立東和中学校

2日目の最後は花巻市立東和中学校を訪問し、校長先生から「東和創造学」のお話をお伺いしました。東和中学校では、総合的な学習の時間における全校でのテーマをこの「東和創造学」とし、地域と協働した学習を展開しています。授業の中で、自分たちのふるさとである東和のことを考える時間を作っているのだそう。さらに、学年ごとでもテーマを設けており、段階的に地域とのつながりが深まるような仕組みになっています。

学年ごとのテーマ

1年生:「地域に生きる~ 郷土の誇り・魅力発見!~」
2年生:「社会に生きる~先人とのふれあい・職業体験学習を通して!~」
3年生:「未来に生きる~地域のためにできること:地域貢献・発信!~」
9月に行われた「東和棚田のんびりRun」という全長21.6キロを走る地域のマラソンイベントでは、3年生たちがボランティアとしてコースの下見をしたり、当日の運営のお手伝いをしたりと、学習を通して地域の方との繋がりを持つ取組みをしたそうです。
学校と地域が協働し、地域を学べる体制があることは、生徒の皆さんにとっても、非常に貴重な経験になりますよね。また、学校の先生方と地域の人たちが共に子どもを育んでいることは、生徒の皆さんはもとより、保護者や家族にとっても嬉しいことだと思います。
東和中学校

参加者からの声

これらの体験や地域の方との触れ合いを通じて、参加者の方からはこんな声をいただきました。

拠点探しにおいて、体験は入口と考えています。
体験という入口から深く潜り、その中にいる“人”に会うことが、私にとって体験することの大切な部分です。
体験を通して、たくさんの人と会うことができました。
その出会いから見えてきたものは、
“気負いなく、身軽に、やりたいことをやってみる”・・・そんな心地よい空気が溢れていることでした。
~心身ともに軽やかに新しいことにチャレンジする空気感~
~外からの人に対して、程よいオープンな空気感~
~少し寂しさを感じる中年には、微妙に心地良さが勝る“お節介”がふわふわと漂っている空気感~
花巻市の東和の町は、そんな空気に包まれていました。
今回のツアーを終えて、
“自分で選ぶ新しいふるさと”がもうすぐできそうな予感をいっそう強くすることができました。

写真映えする美しい景色やハレの日的な体験、これらは短期の旅行には大事な要素です。
しかし、移住や多拠点づくりには、それ以上に人々の中から醸し出される地域のコミュニティ文化という空気感が大事な鍵だと思います。

みなさんも、機会があれば、体験のための体験ではなく、人に会い、交流するための体験を是非お試しください。

花巻市で多拠点居住を体験しませんか?

今回ご紹介したように、花巻市ではここでしかできない体験や温かい人に巡り合えます。多拠点居住に興味のある方も、今はない方も、是非一度花巻市に訪れ交流体験を行ってみてください。

また、花巻市定住推進課では、お電話や花巻市ホームページのお問合せフォームから、移住定住や多拠点居住などに関する相談を受け付けています。花巻を訪れた際に市役所で相談することも可能ですよ。

花巻市 定住推進課

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